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2023-09

保育所夏祭り

前回、保育所保護者会の役員について記事にしましたが、今回は保護者会の大きなイベントの一つである夏祭りについて記事にしたいと思います。

当日までの前準備として、計5回程の役員会がありました。
時間は19時から21時までの2時間、仕事を終えてから子供達を迎えに行ったりしていると夕食を摂る暇もありません。
仕事が定時に終わらずに、切削油臭い作業着のままで直接出席する事もありました。
こんな状況ですのでいつも19時ギリギリか、下手をすれば少し遅刻してしまう時間帯になり慌ただしく保育所に向かう事になります。
時間通りに行かないとマズイと思い焦る事になるのですが、そんな心配は無用で始まるのはいつも10分過ぎ位からです…
むしろ10分前に行くと誰も来ていませんし、始まるまでの待ち時間に親しくもなっていない他の役員さん達が世間話をしている横で気まずい時間を過ごす事になってしまいますので、

少し遅れて行く位がベストの様です…

役員会では夏祭りについて諸々の事を決める事になるのですが、ほとんどは例年通りで良いかの確認のみで、出す食べ物や出し物を決める事がメインになります。
その例年通りの事も、どうせその通りになるのに他の役員さんが一言二言口を挟むので話がなかなか進みません。
さっさと終わらせて帰りたい所なのですが、終了時間21時が前提で、私からすれば30分で済む事をのんびりと2時間掛けています。

先生「地域の掲示板に貼るポスターを作って欲しい」
私「今までのポスターを日付だけ差し替えては?」
私以外「…」


以前のポスターも保管されていましたので利用しない手は無いと考えての提案です。
昨年ならまだしも、それ以前の物ならそれを作った役員さん位しか気が付かないでしょう。

先生「出し物の案はありますか?」
私「市販のくじ引きを利用すれば準備が不要では?」
先生「当たり外れのハッキリしている物はトラブルになるので…」


事前に調べておいたのですが、今流行りの「妖怪ウォッチ」の物でも2,000円未満で有る様です。
これなら子供達の食い付きも良く、購入するだけなので前準備の必要も無く楽チンです。
が、自分の欲しい物が当たらないと駄々をこねる子が出てトラブルになるそうです。
それを我慢させるのも成長の過程の一つだと思うのですが、何人もの園児を見て来た先生が言うのだから保育園児には早過ぎるのでしょうね。

何事もこんな調子なので、かなり厄介な人が役員になったなあと皆さんに思われている事でしょう。
実は、妻の夜勤と役員会が重なり、一度だけ欠席しました。
2時間だけ 野菜のおばちゃん に子供の世話をお願いして出席する段取りを付けていたのですが、先生の「そこまで無理しなくてもいいですよ」の言葉に甘えて欠席したのです。
次の役員会に出席してみると、ほとんどの事が決まっていました…
たまたまそのタイミングだったのでしょうが、面倒臭い私が居ない間に決めてしまえとなったのかと穿った見方をしてしまうのは、

余りにも捻くれ者過ぎるでしょう。


当日です。

8時半集合の22時解散です。

夏祭りは夕方からの2時間だけなのに8時半集合って何ソレ…
拘束時間13時間半、そんなにやる事が有るんかと思いましたが、結果的には途中で1時間半の休憩を挟んでミッチリの作業となりました。
児童30数名・小学生・保護者・おじいちゃん・おばあちゃん・近所の方々の、総勢200名弱もの人達の食事の用意・会場の設営・出し物や花火の準備を役員8名と先生2名だけで進めて行きます。
食べ物関係は女性、それ以外が男性と当然の事の様に決まっていました。
食べ物はほとんどが手作り、出来合いの物を購入して時間をお金で買えばいいのにとも思いますが、「これ手作りか?」と聞いて来た保護者の方々も居たらしいので、手作りに拘りがあるのでしょう。
出来合いの物ばかりを揃えると、今回の役員は手抜きだとクレームが来るのかも知れません。
本番の2時間はアッと言う間に過ぎて行きました。
自分の子供達との時間を過ごす事など勿論出来ませんし、何かを口に入れる事も出来ません。
トイレすら自由に行けない状況です。

どんだけ忙しいねん!

保護者会とは言え、役員になった保護者がそうでない保護者を接待する係りを順番に回し合っている様な構図です。
無役な保護者は一切手伝う事も無く楽しんで帰るだけです。

聞く所によると、半数位の方が役員になるのを拒否するそうです…

役員の負担を減らす為にも、無役な保護者も手伝う仕組みを作らなければ余りにもアンバランスだと言わざるを得ません。

何やかやと否定的な事ばかり書いて来ましたが、全ての片付けが済んだ頃には、

達成感と充実感に身を包まれながらナチュラルハイ!

他の役員さんと少しは気兼ねなく話せる様にもなっていました。
かと言って、こんな大変な事を好き好んでやりたくは有りませんし、出来る事なら2度とやりたくは有りません。
が、3人の子供を預かって貰っている私には、最低でも後2回は役員が回って来るそうです…
今後役員になる方の為、何よりも私の為に、役員だけに負担が掛かる今の仕組みを改革したい所です。

次の大きなイベントは秋の運動会です…

その夜はヘトヘトに疲れ切って、

泥の様に眠った私でした。


----- yuu -----

テーマ:子育て・育児 - ジャンル:ライフ

フェイスペイント

先日、妻との休日が久し振りに重なったので、

家族みんなで動物園に行って来ました!

子供達を何処かに連れて行ってやれるタイミングが滅多に無いので、子供達へのサービスデーとなった訳です。
滅多にない一大イベント、どうせならハレの日を演出する為にと、子供達にフェイスペイントを施してやりました。
動物園に行くので、子供達が希望した動物の絵です。

長男のレッサーパンダ

フェイスペイント(レッサーパンダ)

この他に長女のペリカン・次女のウサギ・三女のサルを描きました。

この順番で描いていったのですが、長男の分で所要時間15分。
ただでさえ慌ただしい出掛ける準備の中で、子供達みんなに描いてやるには単純計算で1時間…
こんなに時間を掛けてはいられません。
慌てて描くとだんだんと絵のクオリティが下がって来て、次女の頃には完全なやっつけ仕事となっていました…
それでも子供達は、概ね喜んでくれましたので良しとしておきましょう。

このフェイスペイント用のペン、

顔ペン

ある施設に遊びに行った際に、ご自由にお楽しみ下さいと置いてあったのを試した所、思いの外子供たちの評判が良かったのでネットショッピングしました。
今までも正月には「HAPPY NEW YEAR」の文字、子供達の誕生日には「妖怪ウォッチのキャラクター」などを描いてやりました。
「可愛いねえ」と声を掛けて下さる方もおられますが、傍から見ると異質に映っているのでは?とも思います。
まあ、それはそれとして、

手間さえ惜しまなければ安価に子供達の笑顔

折りを見てはこれからも描いてやろうと思っています。

もっと上手く描いてやれればいいんですけどね…


----- yuu -----

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入学式に行って来ました

先日、長男の小学校入学式に行って来ました。
いつも家ではひょうきんな長男も、この日ばかりは朝から神妙な面持ちで、私がいくらちょっかいを出しても反応は薄いものでした。

ブカブカな制服を着た可愛いらしい新一年生達。

ついついその初々しさに顔がほころんでしまいます。

全く忘れてしまいましたが、私にもこんな時があったのでしょうね。

偉いさん達のありきたりで退屈なスピーチを経た後、無事入学式も終了して晴れて長男も小学生となりました。
ついこないだオギャーと産まれて来たと思っていた長男がもう小学生。

鏡を見る度に感じる私自身の老いの兆候、
当然の事なのだろうと改めて実感した次第…


子育てをする上での一区切りのイベント、まだまだ先は長いですが、

途中経過を確認出来る有意義な一日となりました。



いつも小学校に行くと思う事が有ります。
10年前に建て替えられた校舎は廊下も広くて各種施設も充実して綺麗なのですが、以下の理由から小学校の統廃合をすればいいのにと感じるのです。

・1学年に1クラスかギリギリ2クラスしか維持出来ない児童数。
・児童の減少により使用されていない教室が目立ち、宝の持ち腐れ状態。
・距離が遠い、冬の雪が深い、獣が出る等の理由から通学はスクールバスが主。
・半径10km以内に小学校が5校ある。
・保護者の数も少ないので、好むと好まざるとに関わらず役職が回って来る。


集団生活に慣れさせるのも役割の一つの小学校なのですから、せめてクラス替えの出来る児童数は確保するべきで、200人に満たない全児童数では運動会もみすぼらしいものです。
地域に1校だけなら少人数でも仕方がありませんが、ただでさえ少ない児童を何校かで分けてしまう意味が分かりません。

統廃合すれば設備の維持費、人件費、イベントの効率化で節約も出来るでしょうし、余った施設も民間に払い下げてしまえば利益に繋がります。

児童数が増加する事など今後数十年は無いだろうに、10年前の校舎建て替え時に廃校にするべきだったのでは無いかと感じます。
創立100年を超える小学校を廃校にし難いとか、自分が通った小学校に子供も通わせたいという感情的な理由もあるでしょうし、それ以外の利害関係が絡んでいるのも容易に想像が付きますが…

まあ税金の無駄遣いには慣れっこですがね…

そんな事も考えさせられた一日でもありました。


----- yuu -----

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第5子誕生!

本日、第5子が誕生しました!

当初より、第5子が産まれたらブログ記事化しようと思っていましたので、ここ1年の時系列を、書き足しながら下書き状態で保存していたのですが、本日公開です。

 6月      そろそろ5人目が欲しいねと種付け開始(4月生まれ狙い)
 7月      種付け不発、更に続行
 8月初旬   何か怪しいと期待大
 8月22日  妊娠検査薬で妊娠を確認
 8月下旬~ 今まで4人の子供達の中で一番悪阻(つわり)が酷そう
 9月 2日  産科を受診、妊娠確定
10月上旬   やっと悪阻が一段落
10月 5日  予定日4月18日と判明(見事4月生まれ、奇遇にも次女の誕生日)
12月10日  女の子と判明(1男4女)
 3月 7日  妻が産休に入る
 3月25日  検診にていつ産まれてもおかしく無い状況との事(早過ぎる…) 
 4月21日  深夜に病院に行くも、まだ早いと帰宅
 本日     13時25分無事誕生


5人目と言う事で、特別身構える事も無くこの1年を過ごして来ましたが、今回の悪阻は今までで一番酷かった様です。
昨年の8月から10月に掛けて妻がほとんど使い物になりませんでしたので、仕事・家事・育児と、この時期の忙しさは半端無いものだったのを覚えています。
正直、この時期は過労で倒れるんじゃないかとも思いましたが、家族を支えなければと思う義務感が私の背中を押してくれた様で、何とか乗り切る事が出来ました。
その間、妻が仕事を休む事無く頑張る姿を見ていましたので、弱音など吐けよう筈も有りませんでしたけどね。

当初は予定日より早い出産かとも思われましたが、蓋を開けて見れば1週間以上過ぎての出産。
田舎という事で病院が遠いので、いつ何時でも即対応出来る様にとスタンバイしていたのですが、これで長い緊張状態からも解放されるかと思うと、やっと一息です。

そんな苦労の甲斐有って、家族が又一人増える事になりました。

今回の子は誕生前から手の掛かる子でしたが、どの様に成長してくれるのか今から楽しみです。

妻の頑張りに御苦労さん。

産まれて来てくれた子には有難う。


----- yuu -----

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出生届を提出して来ました

昨日から私のGWが始まりました。(4日間だけ… トホホ…)
そして、妻が退院して来ました。
という訳で、子供達が保育所や学校に行っている間に・役所がやっているGWの中休みの平日のこのタイミングを狙って、

出生届を提出して来ました。

妻には出産後の入院・安静にしておく期間がありますので、この手続きは子供達5人全て、私単独でのものとなりました。
つまり、妻と相談はするにしても、最終的な子供の命名決定権は私に委ねられているという事です。
とは言っても、妻と相談した名前以外にするのは有り得ないのに、毎回「何て言う名前にして来たん?」と聞いて来る妻には笑けてしまいます。

第一子の長女の名前を考える時には色んな候補が上がり悩みましたが、最終的には画数の良し悪し等は一切無視で私と妻の名前から1字づつ採るオーソドックス?なものとなりました。
第二子の長男の時は、自分大好きな私ですので私自身の名前を異なる漢字で命名しようとしたのですが、読みが一緒だと受け付けられないとの事…
それならばと、今は亡き大好きだった義弟の名前から1字(妻の名前は女の子っぽい漢字だけなので)と私の名前から1字採っての命名となりました。
ここまで来ると命名の方向性は決まってしまいました。
いきなり第3子からキラキラネーム(私自身キラキラネーム肯定派です)を付けるのは一貫性がありませんし、子持ち同士の再婚の子供みたいです。(再婚が悪い訳じゃ有りませんが)
という訳で、第3子から5子まで全て私と妻の名前からの組み合わせとなりました。
しかも私からの漢字は一字のみ、yuu(裕)だけで、全ての子供達にこの漢字が入っていますので、

「戦国武将方式」

と我が家では呼んでいます。(ほとんど女の子なんですけどね…)
この方式、組み合わせ数が決まって来ますので、第6子以降は妻の名前以外の漢字を充てないといけなくなりそうです。
似た様な名前ばかりですのでややこしいですが、

家族の連帯が感じられて気に入っています。

この機会にと、県や町(市)の地方自治体が取り組んでいる少子化対策や、子育て世帯への補助や支援について詳しく尋ねて来ました。
応対自体は丁寧・親切、しかも綺麗な女性だったので嬉しかったのですが、子供達に関しては在り来たりな制度ばかりですし、少子化対策に関してなど、そんな部署など存在すらしておらず何も出来て居ないのが現状の様でした。
地方自治体の力では、やれる事もたかが知れているんでしょうけどね…

子供が生まれたこのタイミングで、少子高齢化についてもっと考えてみようと思います。


----- yuu -----

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少子化を考える

少子高齢化については、子供達の将来に大きく関わる事ですので、5児の父親として以前より感心がありました。
この問題は、性別・年齢層・配偶者の有無・子供の有無・居住地等により、感じ方がかなり変わる上に、今までの記事からも分かる通りかなり変人な私ですので、偏った意見になるかとは思いますが、異論・反論等ありましたら、私の後学の為にもコメントして頂けると有難いです。

少し古い話ですが、校長先生の
「女性にとって最も大切なことは子どもを2人以上産むこと」

かなり古い話ですが、大臣の
「女は子供を産む機械」

立場の有る人がそんな事を公共の場で言ってしまったらどういう事になるのか、想像も出来ない不用心(と言うより馬鹿?)な方々で、もう少し言葉を選ぶべきだとは思いますが、言わんとしている事を汲み取れば別段おかしい事を言っている様には感じられません。

この件に限らず、全体の趣旨を敢えて無視して、言葉尻だけを掴まえて叩く今の風潮にはウンザリするものがあります。

この発言に対しての否定的なコメント

「子どもを産んでこそ一人前と、上から目線で言われている気がした」

「子どもの数が減っているから産んで増やせというのは短絡的だ」

「お金がなかったり仕事と両立できなかったり、望んでも子どもを産めない女性もいる。マイノリティーへの想像力がない」

「お前たちは国家のために自己を犠牲にして奉仕しろというのと変わらない」

「女性蔑視」

「男女平等の精神から外れている」



私達を生物として見た場合、自分の遺伝子を後世に残すのは何よりも優先される事で、その本能が有るからこそ今の人類が有ると言っても過言では無いでしょう。

国家にとって国民が減る事は国力を下げる事に繋がります。
老人は次々に死んで行くのですから、その分を補填する為に赤ちゃんが次々と産まれて来なければなりません。
日本国に産まれ育ち、楽園とまでは到底言えませんが、少なくとも他の国の大多数に産まれるより遥かに特権的な権利を享受して来た私達。
子孫に少しでも良い環境を残してやろうと思うのであれば、子供を産み遺すのは国民の義務でさえあると言えるでしょう。

一連の騒動の中、TVのコメンテイターが言っていました。
「子供は国の為に産むのでは無く、自分の為に産むのだ」と。
確かに子供を産み育てる事の喜びは自分の為と言えなくもないですが、そんなことを言ってしまっては産まない人(産ない人ではありません)の人生にとって、子供の存在は邪魔物だという事になってしまいます。(って言うかそうなのか?)
個人の心情の中では自分の為で良いでしょうが、国や地域のコミュニティの為に産むという面も少なからず有ると思います。
かく言う私も、日本の将来の為に何が出来るのかと考えた結果が5人の子持ちです。
そうです、私の妻は自分自身の遺伝子と私の遺伝子を後世に残す為の細胞培養器ですし、私は種付けマシーンなのです。

お金が無くて子供が産めないと言う人もいます。
私から言わせれば、子供を産む為に収入を増やす努力をするのが嫌だと言っている様なもので、能力の無さの言い訳としか思えません。
子供の存在が、仕事を頑張れる原動力になります。

子供を産み育てる環境を国が用意してくれないので産めないと言う人もいます。
有名な「保育園落ちた日本死ね、活躍出来ねーじゃねーか」の人も、心身を擦り減らす育児と仕事の両立の中で、ついつい愚痴をこぼしたくなるのは分からなくもないですが、私から言わせれば無い物ねだりの我儘としか思えません。
何故、保育所に空きが無い様な人口過密地にしがみついて子育てをしようと思うのか?
地方には園児数が少なくて統廃合される保育園もあるのですから、引っ越せばいいだけで地方創生にも繋がろうというものです。
「今の仕事を続けたい」「都市部の快適さを捨てられない」「生まれ育った土地から離れられない」というのは、全て自分の都合の事ばかりで、国や自治体に文句を言うのはお角違いでは無いでしょうか。
家賃や生活費だって安く、TVを見ていて出て来た東京の1LDKの1カ月の家賃だけで、我が家は一家6人が1カ月生活してお釣りが帰って来る程です。

子供が欲しくても産めない人がいるのはとても残念な事ですが、男性側、女性側、どちらのパートナーに問題が有るにせよ、そのカップルには遺伝子を残す能力が無かったという事です。
誰が悪い訳でも有りません、その人達の分まで、将来の年金や経済を支える子供達を他の者が産んで支えればいいだけの事です。

「女性蔑視」や「男女平等に反する」って何?
校長や大臣は少子化をどうにかしようと思うあまりに問題発言をした筈ですが、話が女性差別にすり替わっています。
そこに女性の社会進出や地位向上を絡めるから話がややこしくなるのです。
そもそも出産とは男性と女性との共同作業の結果です。
子育ても当然お互いが協力し合ってするものであって、対立している場合ではありません。
女性が虐げられているというのにも疑問が残ります。
私の知る限り、夫婦間で虐げられているのはむしろ夫側の方が多い気がするんですがね。

ここまで少子化対策について、私の考えを書き連ねて来ましたが、話は単純で少子化をどうにかする為には、子供を産む機能を持った女性がジャンジャン産むしか無いのです。
現在の国策としての少子化対策は的外れで、こんな事をしていても全く少子化に歯止めを掛ける事は出来無いでしょう。
このままでは20年や30年で状況が変わる事は有り得ません。
そんな無駄な事に税金を使うのであれば、将来の子供達の為に少しでも国の借金を減らして欲しいものです。


----- yuu -----

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少子化を考える②

前回、私なりの少子化についての考えを記事にしましたが、それならば何故少子化になってしまったのかを考えてみます。
と言っても現象としては単純で、適当な年齢の若者の晩婚・未婚が増え、結婚したカップルも進んで多産を望まなくなったからではないでしょうか。

若者の大多数には結婚願望がある様です。

なのに、何故、結婚しなく(出来なく)なったのか?

今まで同僚や友人として、20代の若者と付き合って来た感想としては、物欲・性欲が希薄(もしくはガツガツする事を格好悪い事として押さえている)なのを強く感じました。

その原因はと考えると、私が思春期の頃は、無修正のアダルトビデオなどは宝物で、友人同士で貸し借りをしたものですが、今ではインターネット上で無料で見放題です。
労力を必要とせずに、いつでもインターネット端末上で多種多様なコンテンツを楽しめます。
そこに、平等を求めるあまり極度に競争を嫌う幼少時代を過ごして来たのですから、自分に都合の悪い事から目を背けても何ら問題無いと錯覚しているのかも知れません。

結婚したいと思える異性に出逢えないと言う声を良く聞きます。
可愛い娘やイケメン、能力の高い人は努力をしなくても異性が寄って来る事でしょう。
が、そんな人はごく一部です。
まさか白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるとか、絶世の美女と何の努力も無しに恋に落ちるとまでは思っていないでしょうが、自分の分をわきまえて、他の人が気付かない魅力を異性に求める努力も必要なのではないでしょうか?
「お前の様な平凡な奴が何を贅沢言ってるねん」と何度感じた事でしょうか。

20代の半数が年収300万円以下だそうです。
地方在住であれば、更に100万円下がる人も多い事でしょう。
この数字を子育ての観点から見ると多いのか少ないのか?
勿論お金が有るに越した事は無いのですが、私の経験からすると何の問題もありません。
莫大な借金が有るとか、自分の為の出費を控えるのが我慢出来ないというのなら別ですが、贅沢さえしなければ世間に恥ずかしく無い程度の生活は維持出来るでしょう。
が、年収300万円以下の男性の既婚率は10%以下とかなり低いものになっています。

あんなに仲が良かった夫婦が離婚したん?という事も良くあります。
男女間の事は当人同士しか伺い知る事は出来ませんが、私と同年代の友人・知人の半数近くが離婚を経験している様に感じます。
核家族が多い現在、そんな両親を見て来た若者が結婚に価値を見い出せなくなっても何ら不思議はありません。
結婚はしたとしても、子供を作る様なリスクを背負いたくないのも分からなくはないです。

以上の事を鑑みると、少子化の原因は若者達の意識の問題、結婚をしなくても不便を感じない状況、更に言えば若者達が夢も希望も持てない世の中を作ってしまった大人の責任なのでは無いかと私には思えて仕方がありません。

それなのに国の少子化対策と言えば…
保育所を増やそうとしたり、男性の育児休暇取得を推進したりと、確かにやらないよりかはやった方が良い事かも知れませんが、少子化対策としては効果が薄いだろうと思える事ばかりです。

日本の人口は、       約1億2000万人
日本の平均寿命は、    約80歳
日本の昨年の出生数は、 約100万人

あまり当てにならない悲観的な将来の人口予測も出ていますが、単純に計算しても80年後には日本の人口は8000万人になります。

3分の1も減って大丈夫なのか?

「今が大変なのに、そんな先の事まで考えられない」
「その頃には自分は死んでいるから関係無い」

と言う人も少なからずいる様ですが、明らかに不味い事になりそうな時代を生き抜いて行く事になる子供達の事を思うと心配でなりません。
このまま見て見ぬ振りをして今だけを生きてしまっては、現在の日本が不味くなるきっかけを作ってしまった「バブル時代を踊りまくった先人達」の二の舞です。

ただ、地球環境や自然の自浄能力の事を考えると、日本の人口1億2000万人は多過ぎで、人口減少やそれに繋がる少子化は問題無いと私自身は考えます。
それよりも「高齢化」の方が問題で、現役を退き社会に貢献する能力が著しく減少した年代と、その年代を支える現役層との比率が問題なのではないでしょうか?

おじいちゃん・おばあちゃんを敬う気持ちはありますが、

「少子化」よりも「高齢化」が問題なのです。


----- yuu -----

テーマ:子育て・育児 - ジャンル:ライフ

高齢化を考える

前回、「少子高齢化」「少子化」は、増え過ぎた人口を減らす意味でもそんなに悪くは無く、社会に貢献する能力が著しく減少した高齢者が増えて行く、「高齢化」が悪いのだという持論を記事にしましたが、今回は高齢化について考えてみたいと思います。

私には前期高齢者の母がいます。
母曰く、

「年金が少ない、更に減らされては生活出来ない。」

後期高齢者な近所のおじさん曰く、

「年金未払い者が多いから制度が破綻する、今の若者はけしからん。」

何をか言わんやです。

考えられない程、杜撰に運営されていた年金制度。
都合の良い数字だけを見ているので嘘だらけの年金制度。


これから先の年代は、もっと給付金を減らされる事でしょう。
普通に計算をすれば、自分の番になる頃には損をする制度に誰が好き好んでお金を払うでしょうか?
給付金は要らないので、今まで払った何割かでも返却してくれて(もしくは全く無くても良いから)こんな制度は廃止してくれとまで思ってしまいます。
莫大な金額の詐欺を働いた役人さえ捕まって居ない、こんないい加減な事を許していた政治家を選んだのは誰やねん。
そう言うと、

「選挙に行ってないから責任は無い。」

と言い放つ母、開いた口がふさがりません。
ここまで馬鹿ではないでしょうが、今時の高齢者は文句ばかり言っていて、現在の日本の歪さを招いてしまった責任の一端を、自分達が担っている自覚が薄い様に思われます。
将来に夢や希望を抱かず、平凡に過ごしていければそれだけで十分だと思っている、今時の若者の謙虚さを少しは見習って欲しいものです。

私も20年後には高齢者です。
日本の人口の比率は、今後更に高齢者側に振れて行きます。
致死率の高い病気が大流行して高齢者が次々と亡くなるとか、高齢者並みの税金が投入されて金銭的に余裕が出来た若者たちが次々と出産するといった、有り得ない事が起こらない限りはこの状況は変わらない事でしょう。

では、どうすれば良いのでしょうか?

収入より支出が多い。
収入の何割かは借金返済と利子で消えてしまう。
年々借金が増えて行く。


家計なら数年で間違いなく破産してしまう様な構造の国家財政、こんな不健全な財政が何十年も続く訳は無く、こんな状況で、予算を大量に必要とする少子高齢化対策がまともに出来よう訳がありません。
有効な対策を講じるには、余りにも遅きに失してしまったのです。
若者達には申し訳ありませんが、産まれた時代が悪かったと諦めて貰うしかありません。
この轍を踏まえて、極端に出生数が増減しない様にコントロール出来れば、今の若者が高齢者になる頃にはこの問題も解決している事でしょう。

国に頼らずに自分の身は自分で守る。

位の心構えでないと、これから厳しくなるであろう日本の将来、乗り切っていけないのではないでしょうか。
若者達が子供を産まないのも、不安な将来に対する防衛本能なのかも知れません。

私達に出来る事といえば、少しでも若者達が楽になる様にと、国の借金の増え方を減らす事位でしょう。

以上、第5子が産まれたこの機に、3回に分けて少子高齢化について考えてみました。
人生が始まったばかりの我が子達の将来、国の行く末を憂えずにはいられません。


----- yuu -----

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親子遠足に行って来ました

昨日、次女と3女の通う保育所主催の親子遠足に行って来ました。

私の住む越前町周辺には、日帰り遠足で行ける様な施設は非常に少なく、子供が多数いる我が家では移住4年目にして既に3回も行っている水族館です。
以前と変わり映えのしない、何処に何が展示して有るかパンフレットを見なくても分かる様な小さな水族館ではありますが、娘2人と私の3人だけでの行動は珍しくて、いつもとは違う雰囲気を楽しめました。
ですが…

この親子遠足という行事に疑問を持たざるを得ません。

保育所に2歳や3歳といった小さな子供を預かって貰える前提として「職に就いていない保護者が居ない事」という条件があります。
つまり、年少の保育園児のお父さん・お母さん達は皆働いているのです。
そして、保護者が同伴しないと園児自体が遠足に行けなくなるそうです。
そうなると金曜日という平日の遠足、保護者の誰かが仕事を休まざるを得なくなるのです。
今までは、看護師という土・日が固定の休みでない職に就いている妻が行っていましたので問題無かったのですが、今年は生後1カ月の乳飲み児が居るので無理。
私自身も仕事が忙しいので、子供に遠足を諦めて貰おうとしましたが、

可愛い娘に半ベソで頼まれては断れようはずも有りません。

前後数日間を早出・残業して対応する事としましょう…

何故、幼い子供達を保育所に預けるのか?
両親が働かなければ生活が成り立たない、幼い子供が居たら働けないからです。
なのに仕事を休まざるを得ない行事を催して、収入を減らす原因を作っているのですから本末転倒です。

この行事は極端な例ですが、夏祭り・運動会・クリスマス・餅つき・豆まきと保護者が時間を取らないといけない行事が多過ぎてウンザリ、全部無くしてしまえばいいのにとさえ思います。
子供の心配をせずに仕事に専念できる環境を作ってくれればいいだけで、保育所に求めるのは子供を預かってくれるだけで十分です。
私以外の人達は何の疑問も感じずに参加している様ですので、

私の感覚がおかしいのでしょうかね?


----- yuu -----

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yuu & mi

Author:yuu & mi
yuu
 45歳、5児の父
 仕事の傍ら、
 念願の田舎暮らしに
 日々奮闘中。

mi
 4?歳、yuuの妻
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