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2023-09

「田舎暮らしの心得」を検証してみる 3

今回も前回に引き続き「田舎暮らしの心得」が我が家に当てはまっていたかの検証をしてみたいと思います。
(以下、緑色の文章「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「田舎暮らしの心得」からの引用です)

◎早寝早起きを心がけよう

「田舎では、日の出とともに一日の活動が始まり、日暮れとともに一日の行動を終えます。」って、江戸時代でもあるまいし、田舎でも電気は通っていますし深夜にもテレビ番組はやっています。

確かに歩いて行ける距離に飲み屋があったり、交通機関が充実している訳でもありませんので、夜には家に居るしかありませんが…

朝帰りなど遠い昔の想い出となりました…

そんな状況ですので家で飲む事になるのですが。量も回数もかなり増えました…
っていうかほぼ毎日ほろ酔い気分です。
お店で飲む事に比べれば金銭的にも安く済んでいますし、何よりも家族と楽しい時間を過ごす時間が多くなったのでトータル的には良しとしておきましょう。
家に居るという事は、子供達の生活リズムに合わせる事になりますので、「お父ちゃんと一緒に寝たい」とせがむ子供達が寝付くまではと布団に入ると、ほとんどの場合そのまま寝てしまい就寝の時間も早くなってしまいます。

睡眠時間は移住前の倍以上になりました!

長女の小学校の送迎バスが7時にやって来ますので、6時には起床となり、「早寝早起きを心がけよう 」と少しニュアンスは違いますが、心掛ける必要もなく自ずと早寝早起きとなりました。


----- yuu -----

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「田舎暮らしの心得」を検証してみる 4

今回も前回に引き続き「田舎暮らしの心得」が我が家に当てはまっていたかの検証をしてみたいと思います。
(以下、緑色の文章「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「田舎暮らしの心得」からの引用です)

◎プライバシーのバランスについて

「田舎ではプライバシーに立ち入った事まで踏み込まれるが、 悪意があってのことではないのでおおらかに受け止めて、笑ってごまかす位の余裕が必要。」というのがこの項目の内容です。

私は近所の方のお宅を訪問する際に、明らかに家の中に誰かが居る気配がしていても、呼び出して応答が無ければ留守だと思う様にして諦めて帰りますが、田舎の方はかなり違う認識の様です。
約半数の方が、インターホンが有るにも関わらず玄関先まで入って来て声を掛けて来ますし、更に半数位の方は玄関を開けて玄関内にまで入って来ます。

玄関は共有スペースだと思っている節が有ります…

家の中で私はかなりラフな格好をしており、入浴の前後などは全裸でウロウロしています。
そのタイミングで訪問者と鉢合わせした事は今の所有りませんが、

全裸の私よりも訪問者がビックリする様な笑える状況に、
いつ何時陥ってもおかしくはありません。


宅配便の方などが、庭に面した勝手口や窓から顔を覗かす事もしょっちゅうです。
外出中であれば、「お留守でしたので置いておきます。」の置手紙を添えて玄関に配達物がポツンと置いてある事も良くある事です。
本来ルール違反な行為なのでしょうが、頻繁にネット通販やネットオークションから品物が送られて来る我が家でも、今まで品物が盗まれたりと不都合な事はありませんので、むしろ再配達の連絡の面倒さが無くて良いのですが、

受け取りのサインを自分で書いているんだろうなと思うと面白くは有ります。

外出先から帰って来ると、玄関に白菜や大根などの作物が置いて有る事も多々有ります。
初めの頃はお礼を言わないといけないと思い、誰が下さったのか気になっていましたが、そもそも我が家の家庭菜園でも採れていますし、下さった方も自分の家で消費し切れない余剰分ですので、6人家族の我が家でも持て余してしまう量になります。
収穫時期に一気に飽和状態になってしまう、白菜・大根・胡瓜・茄子などを毎日食卓に出すと子供達の箸はだんだんと進まなくなって来るので、大人がそればかり食べないといけません。
そうならない為に色んな調理法を考えるのも面倒になって来ます。

ありがた迷惑だと思ってしまう事も無きにしも非ずですが、

「おいっ、今日も白菜が置いてあったぞ!」
と、妻とのほのぼの会話にネタを提供してくれていますので良しとしましょう。



ここまで読み進めて来て、「鍵は掛けないのか?」と思われる方もおられるとは思いますが、

鍵は掛けてません!

実の所、街に住んでいた時も妻と一緒になるまでは鍵を掛けていませんでした…
盗まれる物など有りませんし、泥棒もわざわざ低所得者の家を狙わないだろうという考えからです。


話がかなり逸れましたが、確かに田舎ではプライバシーに対する考え方は違う様です。
今まで相手が不快になるであろうとタブー視していた事が、いざ自分の身に起こってみると案外不快でも無く、逆にそこまで踏み込んで来るか?と良い意味で笑いが込み上げて来ます。

今回は訪問者に関する事を例に上げましたが、田舎では一事が万事こんな調子で、

心地良い不快感を楽しんでいます。


----- yuu -----

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「田舎暮らしの心得」を検証してみる 5

今回も前回に引き続き「田舎暮らしの心得」が我が家に当てはまっていたかの検証をしてみたいと思います。
(以下、緑色の文章「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「田舎暮らしの心得」からの引用です)


◎自己主張と譲歩の加減を考えよう

「地域にはなかなか馴染めない決まり事や暗黙の了解が有り、受け入れる度量も必要だが、周囲の言いなりになるばかりでは窮屈なので、自分の意見も述べてみるべき」というのがこの項目の内容です。

実の所、私にはこの項目は全く当てはまりません。

馴染めない決まり事や暗黙の了解の存在を感じた事が無いのです。

この地域がそういう体質なのか、私がそういう事を感じるまでもいかない位に地域に馴染めていないのか…

私だけ特別扱い?

と思う事もごく稀にありますので後者の様な気がします…
が、物は考えようで、幼い子供達を連れて移住して来た珍しい存在の私達に、皆さんが気を遣ってくれているのだと思って良い様に解釈しておきましょう。


◎地元の商店も利用しよう

「地元の商店は地域住民の情報交換の場になっていることが多く、必要なアドバイスを受けられ、親しくなっておくと地域の情報を提供してくれたり、さまざまな集まりに誘ってくれる場合がある」というのがこの項目の内容です。

我が家の近辺にも歩いて行ける距離にこの様なお店があり、商品数は少ないものの、ここは何屋さん?と思うほど多岐に渡る商品が揃っていますが、単価はかなり高く設定されています。
我が家の日用品や食料品の買い出しは、車で二週間に一回程度大型の店舗で大量にまとめ買いをして来るのですが、子供の学習用のノートが必要になった等の突発的な小物の買い物には有り難い存在です。
が、世間話をする程度の会話のみで、アドバイスや情報の提供を受けた事は、今の所有りません…
行動半径の狭い老人の方等もかなり重宝している様ですので、地域に無くてはならない大事なお店なのだと思います。

こんなお店も、人口減少による経営難や後継者の問題でいつかは無くなってしまうのでしょうが…


◎一戸建て住宅も夢じゃない

地価が安く、核家族化や過疎化の影響で中古住宅物件も多く、 新築でも中古でも、田舎では一戸建ての暮らしが夢ではない」というのがこの項目の内容です。

私達も田舎暮らしの持ち家は必須条件でした。
築年数がかなり経ってガタが来ている中古物件では有りますが、そこそこの土地もあり、街では考えられない様な値段で購入出来ました。(近所の方に聞くとそれでもかなり割高だったらしいのですが…)

ここで気になる事があります。
引用しているサイトの田舎暮らしの心得にも有りますが、核家族化や過疎化の影響で、我が家の近くにも空家が目立ちます。
が、売り出されている気配も無く、年に数回程度は手入れをされている様なので全くの放置状態では無いでしょうが、みすぼらしくはあります。
色々な原因で空家になったのでしょうが、解体にも費用が掛かりますし、売却しても二束三文なので放置されているのでしょう。
こんな物件に補助金を出すなどして積極的に活用すれば、初期投資は必要だとしても将来的には地域の活性化に繋がるのではないでしょうか?

田舎にそんな予算は無いか…

こんな事もあります。
我が家の近所には公営住宅も建っているのですが、田舎の人達は持ち家にこだわりがある様です。
色々な人達と話しをしていると、賃貸に住んでいる人達を一段下に見ている節が言葉の端々に感じられ、「なんだかな~」と感じる事が度々ありました。
そんな事も有ってか、公営住宅の方を地域の集まりで見掛けた事がありません…

今回の検証は、田舎の問題点や閉鎖性を、改めて考えさせられるものとなりました。


----- yuu -----

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「田舎暮らしの心得」を検証してみる 6

今回も前回に引き続き「田舎暮らしの心得」が我が家に当てはまっていたかの検証をしてみたいと思います。
(以下、緑色の文章「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「田舎暮らしの心得」からの引用です)


◎庭を楽しむというライフスタイル

「田舎では土地に余裕のある場合が多く、庭のある生活で、 ガーデニング・家庭菜園・バーベキュー・ゴルフの練習・キャッチボール・日曜大工、など思わぬライフスタイルの広がりが生まれることも田舎暮らしの醍醐味 」というのがこの項目の内容です。

確かにその通りなのですが、田舎暮らしに憧れて移住する様な人が、庭も付いていないせせこましい家を選ぶ事も無いとは思うのですが…

私は今まで、賃貸の集合住宅にばかり住んでいましたので、「庭のある生活」には、かなり憧れがありました。
我が家にも、私の感覚では広いけれども、田舎の人からすればどうという事も無い程度の広さの庭があります。
約3分の1の面積に野菜や花を植えて楽しんでいますが、全面を使うには手が回り切らない位の広さです。
そんなに広いとも言えない我が家の庭ですが、それでも持て余しています。
放っておいても否応無く雑草が生えて来て、手入れをするのが大変なのです。
本格的な農園やガーデニングを目指しているか、砂利等を敷いて雑草対策を万全にでもするのなら別ですが、後々の手入れの面倒さを考えると、

余りにも広すぎる庭は不要かも…


◎健康的な環境がそろっていますが…

「ストレスが少なく健康的な毎日が過ごせる田舎ですが、病院、医者の数が少なく、もしも大きな病気になり入院した場合、介護する家族の負担は計りしれません。 できる限り病院に近い地域に住むことをおすすめします。」 というのがこの項目の内容です。

我が家の近くには、妻が勤務している総合病院が、車で10分以内の距離にあります。
別段、病院が近くにある事を条件に、我が家の物件を選んだ訳ではありませんでしたが、妻の通勤時間の事を考えても幸いな事ではありました。
ただ、現在43歳の私、何事も無ければ頻繁に病院のお世話になるのは20年後位になるかと思われます。
今から20年前に、現在の日本の有り様を予測し得た人が少なかった様に、今から20年後がどういう状況になっているのかは誰にも分からない事でしょう。
病院に関する状況は、良くなっているかも知れませんし悪化しているかも知れません。
電気や水道が通っていない様な山奥や限界集落での田舎暮らしを目指すのなら別ですが、今の所は、高齢者の福祉に手厚い日本の現状を考えると、普通の田舎なら医療を取り巻く環境も、そんなに悪くは無いのでは無いでしょうか?
もう既に田舎に移住している私達にとって、

個人ではどうしようも無い将来のインフラの事を心配をするのも無駄な事です…

皆が納得出来る、効率的な施策を国には期待したい所です。


----- yuu -----

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「田舎暮らしの心得」を検証してみる 7

今回も前回に引き続き「田舎暮らしの心得」が我が家に当てはまっていたかの検証をしてみたいと思います。
(以下、緑色の文章「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「田舎暮らしの心得」からの引用です)


◎自動車はかかせない生活の足です

「田舎にはバスさえ通らないところもあるので、 買い物や病院への行き帰りに車はかかせません。 軽自動車、軽トラックでバリバリ田舎道を走るおじいちゃん、おばあちゃんの姿もよく見ます。」というのがこの項目の内容です。

我が家の近くにはバス停がありますが、最寄りの駅(最寄りと言っても15km近く距離が有るのですが…)までのバスが1日に1本だけです。しかも、

事前にバス会社に連絡をしておかないと、そのバス停まで来てくれないそうです…

この話を近所の方に聞いた時にはビックリしました。
街では考えられないシステムではありますが、ほとんど利用者の居ない路線を廃線にしない為の苦肉の策なのでしょうね。

我が家を取り巻く交通事情はこんな有様ですので、自動車は無くてはならない存在です。
通勤・買い物・子供達の送り迎えなど、何をするにしても自動車が必要になりますし、一家に一台では無く私と妻に各一台が必要になります。
子供達が免許を取得出来る年齢になれば、それぞれに必要になる事でしょう…(その年齢になれば家を出て一人立ちする可能性の方が大きいですが…)

我が家の自動車の現状保有台数は2台です。
移住前から普通車のミニバンを一台所有していたのですが、10年以上乗り潰して随分とガタが来ていましたので、その車を丁度1年前に買い替えました。
その車の購入に際してのエピソードは、以前ブログの記事にしています。

そして、同じ時期に軽トラも購入していました。

何故軽トラなのか?

私のイメージの中で、田舎暮らしと言えば「軽トラ!」だったのです。
ただそれだけの理由で選んだのですが、かなり失敗でした。

保育所に通う3人の子供達の送迎には、2人乗りの軽トラでは間に合いません…

最大の利点である積載量もほとんど活用された事がありません…

と言うのも、ほとんどの荷物はミニバンに載りますし、DIYの材料としてミニバンに載せられない長さの物を買う事など年に一度有るか無いかです。
そんな時はホームセンターで無料で軽トラを借りられますし、それでも載り切らない木材や単管パイプなどは大きなトラックも借りられますので、自分で所有する必要はありませんでした…

車体が軽いので燃費が良いのかとも思っていたのですが、リッター12km程度しか走りません…

これでは、もう1台所有の低燃費車ミニバンより悪いです。

こんなデメリットばかりですが、良い点も上げておきます。
車体が軽いので取り回しがかなり楽ですし、バック時の後方視界がとても良く、気軽に運転する事が出来て、まるでおもちゃを運転している感覚です。
違法ではありますが、

荷台に子供達を乗せて走ると、とても喜んでいます。

私自身、幼い頃におじいちゃんやおじさんの運転する軽トラの荷台に乗って、とても楽しい思いをした経験があります。
法令遵守にうるさいこのご時世、子供達にはそんな経験はさせてやれないだろうと思っていたのですが、思いがけず同じ経験をさせてやれる事が出来ました。

これも田舎暮らしの醍醐味でしょう!

この他、田舎暮らしでの自動車事情には思う所が山ほどありますので、次回記事で取り上げてみようと思います。


----- yuu -----

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「田舎暮らしの心得」を検証してみる 7-2

前回の「田舎暮らしの心得」の検証記事で、我が家の田舎暮らし自動車事情を紹介しましたが、田舎での自動車事情には思う所がかなりありますので、今回も引き続き自動車についての事を記事にしたいと思います。

去年、自動車を購入する際に知ったのですが、

我が家の地域では車庫証明が要りません!

村や、合併して市や町になっても、元の住所が村だった様な過疎地では免除されるそうです。
初めて知った時は、そんな田舎に引っ越して来たんだと、改めて実感したものです。
移住前は住所を移さずに、長期間色々な土地を転々としながら生活していましたので、車の購入の際の車庫証明取得には苦労していました。
その事を考えると楽になったものだとも思いますが、今では我が家に住所を移していますし、駐車場として申請出来る土地は幾らでもありますので、そんなに喜ぶ必要も無いのかも知れませんが…
手数料が不要なだけでも良しとしておきましょう。

駐車場と言えば、良く雪が降る地域では屋根付きが普通の様です。
近所でも八割方が屋根付きの車庫を持っておられます。
我が家にも無理すれば三台停められる、屋根付き・壁付・シャッター付の車庫がありますので、今まで住んでいた地域の、車から降りるのも一苦労する狭さの露天のガレージから考えると、

何と贅沢な事でしょう!

田舎では、一人に一台は自動車が必要ですので、一台だけ所有していた普通自動車に、軽トラを追加購入したのは前回記事にも書きました。
購入費や維持費は今まで以上に掛かりますが、今まで支払っていた月一万円近いガレージ代が不要になりましたので、トントンとまでは行きませんが、経済的な負担が極端に増えたという実感は有りません。
ガソリン代も、低燃費な自動車に買い替えたのも相まって、移住前の公共交通機関費と差し引くと、むしろ安くなった程です。


次に、今回2回に分けての記事となった大きな理由である田舎の交通ルール事情を紹介したいと思います。
田舎には、街では信じ難いローカル交通ルールがある様です。

「近所に行く程度なら、バイクはヘルメットを被らなくても良い。」

ノーヘルで原付を乗り回すのは不良少年達のイメージを持っていましたが、田舎では悪びれる様子も無く、日常生活の一部として普通に見掛けられる光景です。

「一杯だけなら飲酒運転も大丈夫。」

衝撃的なルールです。
嘘か本当かは定かでは有りませんが、「一杯しか飲んでいない」と言って、警察に見逃して貰ったと武勇伝を語る人も居ます。

「事故さえ起こさなければ飲酒運転も大丈夫。」

と豪語する人も居ます。
確かに移住して来てから2年以上の間に飲酒検問を見掛けた事は有りませんし、地域の集まりにアルコールが供される事も珍しくは無いのですが、ほとんどの方が自動車で来ています…


田舎では高齢化がかなり進んでおり、ドライバーも高齢の方が多いですが、

これがかなりヤバイです…

検証記事で引用させて貰っているサイトでも「軽自動車、軽トラックでバリバリ田舎道を走るおじいちゃん、おばあちゃんの姿もよく見ます。」と肯定的な書き方をされていましたが、

私は、高齢者の運転にはかなり否定的です。

勿論、年齢に関係無く達者な老人も居れば、呑臭い若者もいますので、一概に全高齢者の方々の運転を否定する訳ではありませんが、そう考えるに至った幾つかの例を上げてみたいと思います。


余りにも遅すぎるスピード…

「時速30キロも出てないんちゃうか?」と思われる速度で見通しの良い道路を走っています。
自ずと後続車が詰まって来る事になりますので、十数台の車を従えた行進に頻繁に巻き込まれてしまう事になるのですが、大抵の場合、先頭車両を運転しているのは高齢者の方です。
ちょっと横に避ければいいのにとも思うのですが、そんな考えは全く無いマイペースさで、下手をすれば後ろにそんなに車を引き連れている事にさえ気が付いていない節が有ります。


赤信号の際、停止線できっちり止まりません…

歩行者用の青信号が点滅を始めて、そろそろ黄信号になるタイミングでも前を走っている車両が減速をしません。
このまま行くのだろうと思っていると、黄信号に変わった途端に急に減速して停車します。
停止線で止まれるタイミングでは無いので、横断歩道上か、下手をすれば交差点に頭を出している位置で停止する事になるのです。
後ろを走っている私も急ブレーキです。
無理をしないと停まれないのならそのまま行ってしまえばいいのにと思うのですが、そもそも信号のタイミングが予測出来ていなくて判断が遅く、信号が変わった途端にビックリして急停車になるのでしょうね。


前を走っている車が信号も無ければ横断歩道も無い場所で減速をして、最終的にはハザードランプも点けずに道の真ん中で停車してしまいます。
「何かトラブルでも有ったんか?」と、対向車が行き過ぎるのを待ってから、追い越す際に車内の様子を覗いてみると…

「電話か~い!」

平然と携帯で会話をしています。
確かに運転中の携帯電話での通話は禁止されていて、一旦停車してから通話する様に指導されますが、もう少し後続車の事を考えた位置で停車して貰いたい所です。
何も高齢者に限った事ではありませんが、この光景には頻繁に出くわします。
交通量の少ない田舎だからこその光景で、街ならヒンシュク物の大ブーイングとなる事でしょう。


信号で止まっている際、青信号になってもなかなか前の車が発進しません。
クラクションを鳴らして注意喚起すると…

バックランプが点灯したかと思うといきなりバックして来ます!

そんなに勢い良くバックして来た訳でも無く、車間距離を多めに取っていたのと、後ろに車がいなかったのが幸いして、こちらもバックをする事により接触はしませんでしたが、かなりビックリした出来事ではありました。
陽気に誘われてうつらうつらとあの世とこの世の境目でまどろんでいた所に、私がクラクションを鳴らして急に現実に呼び戻してしまった為に、軽くパニックになったのでしょう…


遠くの方から高級セダンが無人で走って来ます!

一瞬ドキッとしますが、良く見るとハンドルの上からお婆ちゃんがチョコンと顔を覗かせています。
「そんなんで前が見えてるんか?」
「足はブレーキやアクセルに届いてるんか?」
と、疑問だらけになってしまいますが、普通に走って停まっているので大丈夫なのでしょう…


と、こんな調子で、今日も田舎の交通は回っています。
パトカーもたまに見掛けますが、目くじらを立てて取り締まっている訳でも無く、危険の無い信号無視や一旦停止無視などの少々の違反は大目に見ている様です。

ルールはユルい…
ドライバーはノンビリ…


移住して来てより2年間、近所で人の生き死にに関わる様な重大な事故が起こったとは聞きません。
交通量が絶対的に少ないのが要因で、街でこんな事をしていれば渋滞や事故だらけになるのでしょうが、そもそも高齢者が自動車で遠出をする事も無いのでしょう。

「郷に入れば郷に従え」

という言葉もある様に、

少々の事なら笑って許せる、余裕を持った運転を心掛けるべきなのでしょうね。


----- yuu -----

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miの近況報告

今年の1月から正社員として働く事にしました

理由としては、
      ①仕事と家事、育児両立に少し慣れて来た。
      ②もう一人二人…子供が欲しい。
      ③同じ仕事内容なのに給料がかなり違う。
      ④yuuの協力が得られる。


②は正社員になってから出産する方が補助等あり、何かと復帰する時もいいのでということです。

でも、悩みました

正社員になると、土日出勤も夜勤もあります。
子供達に寂しい思いや大変な思いをさせてしまうんじゃないか思ったからです。

でも、最後は嫌ならまたパートの戻して貰えばいい…どうにかなるさやってみようです

そして、正社員になって、3か月が立ちました。
日勤は朝8時30分~17時15分、土日出勤も勿論、夜勤は16時30分~9時30分まで(月3回程度)
更に、時間外に研修やカンファレンス、勉強会と様々な行事があって帰ったら18時を超える時もあります。

想像していた以上に毎日が大変なものになりました

でも、そんな大変さを一番理解してくれているのはyuuです

yuuも昨年11月から働き始めたのですが、保育所組の3人の送り迎えをしてくれています。
そして、帰ってきたら晩御飯の支度まで…疲れた私の体に、yuuの美味しいご飯、yuuの優しさで心が温かくなっています。
土日出勤の時も、4人の子供の世話を一日してくれています。
夜勤の時も晩御飯からお風呂、次の日の朝ごはん、3人の保育所の準備、送り迎えまでしてくれています。
感謝の気持ちで一杯です。
核家族の我が家では、yuuの協力が無ければ仕事は出来ません。

子供達も、最近成長を感じます。
私が仕事の時の子供達の様子を、yuuに[どうやった~」と聞きます。
「なんも~みんなお利口やったよ。」と返事あり。
その言葉で、私は一安心します。
上の子が下の子の面倒をみたり、下の子はお姉ちゃんやお兄ちゃんのいう事をきいたりするみたいです。
今では、子供達4人でお風呂にも入ります(綺麗に洗えているか不明ですが…)
遊びながらですが、お布団も敷いてくれます。
とても、助かっています。

そして、夜勤の時は2歳の三女が夜泣きせずに寝られるか心配でした。
でも、「にいにい~と寝る~」と言って長男の横でギュッとしながら寝ているそうです。
いつも通りに朝までぐっすりの三女です。

こうして、
私達の生活がまた形をかえました。
忙しいですが…

毎日子供達の笑い声が響き、幸せ一杯です


----- mi -----

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「田舎暮らしの心得」を検証してみる 8

今回も前回に引き続き「田舎暮らしの心得」が我が家に当てはまっていたかの検証をしてみようとした所、今まで引用させて頂いていたサイト、「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」がURLも変わり、サイト内も一新されていました。
「田舎暮らしの心得」も、「移住の心得」と変更されていましたが、ほぼ内容も一緒ですので、このまま引用させて頂きます。

それにしても「秋田県企画振興部 地域活力創造課」が運営しているこのサイト、更新も頻繁に行われている様ですし、内容も移住者を迎え入れようという気持ちが伝わり、移住後のフォローもしっかりとしている様です。
それに比べて我が地域といえば…
ローカルニュースを見ていると、県議会や市議会で人口減少対策や地域振興が議題に上がっている様で、それなりに予算も取られており力を入れているらしいのですが、「福井県」をキーワードに検索をしてみても、魅力的なサイトは微塵も引っ掛かりません…

気を取り直して、以下検証記事です。
緑色の文章「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「移住の心得」からの引用です)


◎雪とは上手につきあおう
「好むと好まざるとに関わらず約3~4ヶ月は雪に影響された生活を強いられます。道路の除雪は行政の手で行われることが多いのですが、雪寄せ
(雪かき)も冬場の運動不足解消の一つと考えて、億劫がらずに受け入れてください。」というのがこの項目の内容です。

確かに今シーズンの我が家でも、3か月位は雪が積もっており、ピーク時には1メートル以上にはなっていましたが、近所の方に聞くと、近年ではかなり雪の降る量が減って来ており、こんなものでは無かったそうです。
移住前から雪の多い地域だと聞いていたので、屋根からの雪下ろしを覚悟(期待?)していたのですが、3シーズンを経た今現在やった事は1度もありません。
除雪車も朝早くからきっちりとやって来てくれますので、雪かきと言えばせいぜいガレージのシャッターから道路までの50センチ程度だけです。
雪の多いと言われる地域では対策も万全で、

雪のほとんど積もらない地域から移住して来た私達でも何の問題も無く生活出来ています。

スタッドレスタイヤ代が余分な出費だと思っていましたが、考えてみるとその分ノーマルタイヤが減らないのですから、そんなに大きな負担でも無い様に思われます。


◎小さなお子様も移住する場合

「田舎の小中学校は地域に1校か2校。事前に問い合わせをして、子供がどのように通学できるのか、確認しておきましょう。」
というのがこの項目の内容です。

我が家にも今現在四人の子供達が居ます。
今の所長女だけが小学校に通っていますが、次々と小中学校に通う事になるでしょう。
そこで気になるのが児童数の少なさです。
一学年に一クラスしか出来ない児童数ですので、クラス替えも無くずっと一緒のメンバーらしいです。
これがこの地域一帯で小学校が一校しか無いのなら仕方ありませんが、比較的近い場所にもう一校あります。
この先児童数がクラスを維持出来ない位に減少するのは目に見えているのですから、今の段階で統廃合してしまうのが合理的なのにと考えてしまいます。
どうせ通学もスクールバスなのですから…


◎田舎ならではの出費も少なくない
田舎は一般に物価も安く、都会生活に比べ生活費が少なくて済む傾向にはありますが、同時に、都会暮らしでは思いもよらない出費が田舎にはあるので、心しておきたいものです。


◎のんびりゆったり節約生活を楽しもう
田舎と都会の生活費を比べると、全体的には田舎のほうが安く生活できます。
というのがこの項目の内容です。

以前の記事にも書きましたが、自治会だとか区会だとか、私にとってはどこで役割の線引きがされているのか理解に苦しむ会の会費がかなり高額に感じます。
「住民税と二重取り違うん?」と思われる使い道の経費が多いのにも最近気が付きました。
気が付いただけで、何をどうこうする訳でも無く黙って会費を支払い続けるだけなんですがね…

物価も特別安いとは感じられません。
物流の発達している現在では、商品の価格の安さは、販売店の規模や営業努力によるものであって、都会だから田舎だからと言って変わる物ではないのではないでしょうか?

低収入な我が家は移住前から節約生活を楽しんでいましたが、燃やせる物は燃やし、生ゴミは庭に埋めてゴミの総量を減らす事によりゴミ袋代を節約するといった、田舎ならではの節約方法もありますので、工夫の幅は広がった様に感じられます。
低収入?私の稼ぎがかなり少ないので低収入なのは間違い無いのですが、どれほどの度合いで低収入なのかを知る為に、日本国民の所得の平均を調べてみました。

一世帯当たりの年間平均所得(平成24年)
・全世帯537.2万円
・高齢者世帯 309.1万円
・児童のいる世帯 673.2万円

  (厚生労働省 国民生活基礎調査より)

我が家は児童のいる世帯ですので、平均は673.2万円…
看護師の妻との共稼ぎでも手が届きません…


ましてや妻が出産・育児休暇時の、私のみの収入だけになってしまうと、我が家は超低所得者世帯確定です。
一部の富裕層が平均の底上げをしているのは容易に想像出来ますので、実情の平均はもう少し低いのでしょうが、高齢者世帯でも309.1万円…

自分が情けなく感じてしまうデータを見てしまいました…

「類は友を呼ぶ」という事なのかも知れませんが、今まで知り合った親しい友人・知人の中で、収入がこの平均を超えている人は数人しか思い当たりません。
色んな意味で「持つ者」「持たざる者」の二極化が進んで来ているのでしょうかね?

それでも移住前の賃貸集合住宅に住んで居た頃の家賃の事を考えると、固定資産税や家屋の維持費を差し引いてもかなり出費は抑えられる事が出来ています。


8回に渡って検証して来た地方自治体が作成した「田舎暮らしの心得」の検証も今回で最後とします。
街から田舎に移住した人達の事は、テレビなどで日常的に見る事は出来ますが、実際に身の周りに居るかというとそういう訳でも無く、まだまだ少ないのが現状の様です。
そういう中で、移住前の私達にとっても今回取り上げた様なサイトが大いに参考になりました。
が、田舎と一括りに言っても、地域毎に特性があって状況も千差万別です。
実際に住んでみないと分からない事も多く、全く知らない土地への移住には「一か八か」的な要素も有るのでは無いでしょうか?
そういう意味でもこういうサイトでは、あまり踏み込んだ情報を盛り込めない限界がある様です。
実際に田舎暮らしを考えている者には、そういう情報こそ欲しいのものなのですがね…

私の経験からの候補地選びの基準としては、
国民性として親切でお人好しが多いので、こちらの出方さえ間違わなければよっぽどの「ハズレ」な土地はそうそう無いでしょう。
生活インフラも国内で車を持って居るのであれば、よっぽどの山奥や離島でない限りは問題ありません。
つまり、

日本国内どこの田舎に移住しても「住めば都」的に満足出来る事でしょう。

先住民の方々との付き合いも、良く言われている様な無理をしてまで気に入られる必要はありませんし、極端に言えば全く何もしなくても良いとも思います。
どうせ先住民の方々からすれば私達はよそ者ですし、特別扱いなのですから…

田舎暮らしは何もハードルは高くありません!


----- yuu -----

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父の移住

今年1月1日のブログに本年の抱負を載せました。
その中で、本年の一大イベントとして

我が家への父親の受け入れ

を考えていました。

結果から言えば無期延期となりました…

昨年末から先月末にかけて、移住に関しての調整や準備を進めて来て、4月からの移住の予定を1カ月遅れでの5月からのスタートと言う事で、話はほぼまとまっていました。
ですが、移住の日が迫って来るにつれて父から弱音を聞く事が多くなって来ます。
実際に新生活をスタートさせれば、そんな心配事など杞憂だったと思えるだろうと、私は余り気にも懸けていませんでしたが…
それでも、一つ一つの心配事を全て潰していこうと詳しく聞いてみると、「これだ!」という様な決定的な心配事は無く、些細な事の積み重ねが漠然とした心配感に繋がっている様です。

人生の酸いも甘いも知り尽くした71歳の父でも、
否、老い先の短い父だからこそ、
住み慣れた土地を離れるのに抵抗が有るのが分かりました。


良く言えば仙人、悪く言えば世捨て人同然な、人と関わる事が苦手な友人の少ない偏屈な父だからこそ、息子夫婦と暮らすのが、幼少の頃に家庭に恵まれなかった父の余生を安寧なものに変えられると思っていたのですが…

出だしから、そんなに不安だらけでは上手く行く訳はありません。
今回は機が熟していなかったと言う事で、父が心から私達と一緒に生活がしたいと思う様になるまで待とうという事になりました。

父親が同居してくれて、子育てや家庭菜園などの事を手助けしてくれるのを当てにしていた私達。
そうなる事を前提に、仕事のスタイルも変えてしまっていたので、

今後忙しさが増す事になりそうです。


----- yuu -----

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少しだけ賑やかな我が家に

我が家には、前オーナーが趣味でやっておられた陶芸の設備が有ります。
趣味とは言っても、電動ろくろ4台(内1台は1万円で売ってしまいました。)と、電気・灯油・ガスの焼窯が各1台、その他使い方の良く分からない機械が揃っています。
どうせ中古物件を購入するならと、面白そうな 物件を敢えて選んだ のです。

我が家の近くには、県が指定した民間業者が運営している陶芸の施設が有ります。
自宅に折角陶芸の設備が有るのだからと、そこで実施している陶芸教室に通っていました。
陶芸自体は奥が深く、やり込めばかなり面白そうだと感じましたが、DIYリフォームや就職活動の方が優先順位が上で、今は作陶をしているタイミングでは無いだろうと判断しました。
工房はDIYリフォームの作業場となり、焼窯はブルーシートで覆われています。

先月、陶芸教室で御世話になった講師の方から久し振りに電話が有りました。
皆さん、今までは個人的な作品を造るのにも、仕事場を利用していたらしいのですが、それが出来なくなったとの事です。
私には伺い知る事が出来ない事情が有るのでしょうが、

世知辛い世の中になったものだと感じてしまいました。

色々と施設を探したそうなのですが、条件に合う所が無くて困っていた折に、我が家にも陶芸の設備があるのを思い出して連絡して来たとの事です。
常々、陶芸の設備をこのまま放っておくのは勿体無いと感じていた私は、二つ返事で、

「どうぞご自由に利用下さい。」

との事になりました。

「どうせ利用していなかった設備ですので、無償でどうぞ。」

と言ったのですが、それだと遠慮して逆に利用しにくいので、気兼ねしなくてもいい様に少しでもお金を払いたいとの事です。

成程その通りかも知れません。

使用する電気代と水道代程度を頂く事になりました。

そうなると、DIYリフォームの作業場と化している工房を片付けないといけません。
焼釜は、使える様にするのに準備や初期費用が必要になるので使用しないとの事ですので、作業場を窯場に移動しました。
この2年間で揃えた道具や、材料の端材が乱雑に保管されていますので、この際、整理も兼ねて使い易い作業場にするのに数日を要してしまいました。

作業場 作業場2


工房も本来の姿に戻りつつある様です。

工房 工房2 工房3


色々な人達が出入りする賑やかな家、
子供達の笑い声(泣き声?)の絶えない家、

私達の追い求める、そんな理想に一歩近付いた様です。



----- yuu -----

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