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2023-05

私が我が家を選んだ理由

この記事はブログを立ち上げた当初から書きたいと思っていたのですが、就職が決まりDIY作業が余り進まなくなったこのタイミングとなりました。

付き合っていた頃から、
「いつかは田舎暮らしをしたいね。」
と語り合っていた私と妻は、結婚をきっかけにコツコツと資金を貯め始めました。
お互い夜勤がある仕事での共働き、6畳ワンルームでの節約生活は、限られたスペースを有効に利用する為に、ハイベッドを購入したり、床下を物置にしたりと、工夫しながらの生活で、今思えば楽しかった良い思い出です。
結婚後5年目に長女が誕生したのを皮切りに、6年間で4人の子供達を授かり、ワンルームでは到底生活できなくなった為、2LDKのアパートに引っ越しました。
妻は産休・育休の繰り返しで仕事に出る事も少なくなり、私一人の稼ぎでは資金の増え方も鈍化しましたが、それでも10年目になる頃には都市部に小さな一軒家が購入出来る位にはなっていました。

定年後、田舎に引きこもり、悠悠自適な生活を楽しむというパターンは良く耳にしますが、人生の目標の一つである田舎暮らしを、余生を楽しむ為だけにしか時間を費やせないのは少な過ぎるのと、歳を取って身体も思う様に動かなくなってからでは、出来る事の選択肢が少なくなってしまうであろうと考えていた私は、少なくとも40歳になるまでには田舎暮らしをスタートさせたいと考えていました。
結局1年遅れの41歳になってしまいましたが…

そんな訳で、40歳を迎える1年前からネットで不動産物件を探し始めました。
ほぼ毎日、新着物件をチェックする日々が約2年間続く事になりましたが、良さそうな物件を見付けては、そこに住んで居る情景をイメージしたり、近所に何が有るのかをグーグルマップで調べるのは楽しい作業でした。


以下、私が物件を探した際の条件です。

<国内>
妻は末っ子ですし、私は長男ですが、実家は代々続いたものでは無く両親が1代で築いたものですから、家督を継ぐとかいう面倒な事が有りません。
地球上の何処でも良かったのですが、この世に生を享けて43年、今までパスポートを持った事の無い私、当然の如く日本語しか話せませんので、移住後の生活の事を考えると、国内が無難でしょう。
日本大好きです。

<広い土地>
家庭菜園も楽しみたいですし、実の生る木も植えたいです。
折角の田舎暮らしなのですから、子供達が自転車の練習を出来る位の庭が欲しいものです。

<下水が通っている>
DIY-トイレ編- の記事でも書きましたが、狭小賃貸物件で長期間寝起きしていた私に取って、唯一の癒しの場はトイレでした。
思い入れの有るトイレは、汲み取り式や浄化槽では無く、下水に繋がって居て貰いたいものです。

<予算範囲内>
物件を探していた時期には、移住後の収入の目途など立って居ませんでしたので、借金など以ての他ですし、そもそも無職になる予定の2人に住宅ローンなど組める筈も有りません。
出来る事なら、1年位は収入が無くてもやっていけるだけの金額は残しておきたい所です。

<変わった物件>
いくら田舎の安い土地とは言え、新築の家を建てるとなると都市部であろうが田舎であろうが値段は変わりません。
限りの有る予算内では、自ずと中古物件の中から選ぶ事になります。
それならばその条件を逆手に取って、普通の住宅では無く一風変わった物件の方が面白そうです。
そうです、私は変わり者です…


大体、こんな感じの条件の中から物件を探していました。
そんな中、特に気になった(特殊な?)物件にはこんなものが有りました。

<三重県の廃業したラブホテル>
三重県に行った際に、所在地だけチェックしておいて、外側からだけ見学しました。
廃業してからかなりの時間が経っているのか、外観はかなり荒れ放題。
内装は画像を見た限り、昭和のラブホテルっぽいガラス張りの浴室。
部屋数が多くて、しかも全ての部屋にバス・トイレ完備、居宅にするにはかなり面白そうな物件で、値段も手が届く範囲でした。
が、妻の猛反対(当然?)により断念。

<北海道の牧場(牛込み)>
値段はギリギリ手が届く範囲で、広大な敷地が魅力的な物件でした。
牛も込みですので、
購入した次の日から牧場のオーナーです!
って言うか、牧場の知識の無い私が、このまま購入してはいけない物件でしょう。
牛を売却すれば幾ら位になるのかを調べたりと、かなり気になる物件ではありました。

<国道沿いの車のショールーム>
海岸に程近い、3階建てのこじんまりしたショールーム。
こんな所にショールーム作っても流行らんやろって思える立地条件。
案の定、建物は綺麗な状態で売り出されていました。
この物件の魅力は何と言ってもガラス張りの外壁!
じゃ無くて、柱の少ない構造のズボーンと大きな空間ですので、リフォームするには間取りの自由度が高く、注文建築に近い自分の理想が実現出来そうな所でした。

<瀬戸内海の無人島>
もうここまで来ると移住というよりもサバイバルです。
電気だけは通っている様ですが、値段も1億円位はしていた様に思いますので、到底、手は届きません。
物件代金以外にも初期投資がめちゃくちゃ掛かるでしょう。
候補にも入れられない物件でしたが、ワクワク感を掻き立てる、その島での生活を想像するには楽しい物件でした。


今、ここに上げたのは、かなり変わった物件ですが、元ペンションや旅館、店舗付きの物件を中心に探していました。

そんな時、我が家に出会ったのです。


思い付いた事をダラダラと書いていると、結構なボリュームになりそうです。
という訳で、次回に続く…


----- yuu -----
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私が我が家を選んだ理由 2

今から2年前、夏が過ぎて過ごし易くなったこの季節に、今住んで居る、この我が家に下見に来ました。
カーナビを頼りに車を走らせていると、目的地に近付くに従って、目に入って来る緑の量が増えて来ますので、否が応にも気分は昂まって来ます!

自宅で不動産情報サイト上の画像を見ると、小高い丘の上の草原に1軒ポツンと建つ平屋。

草原を吹き抜ける爽やかな風さえ感じられます。

家屋の古さは否めませんが、かなりそそられる物件でしたので、不動産屋さんを通しての初めての見学でした。

実際に現地に来てみると…

写真写りマジック!

隣家とは10メートルと離れては居ませんし、爽やかな風が吹き抜けている筈の草原は、
枯れかけの生え放題の雑草…

不動産屋さんの撮影テクニックに脱帽です…

この不動産屋さんもかなり曲者です。
商売っ気のない素朴な語り口調、人の良さが滲み出ていて、この人の仲介なら大丈夫と思わせます。

隣家との距離も、京都の実家の10センチ足らずに比べれば、7,8メートルも有ると思えばいいですし、雑草なんかは刈ったらいいだけと思えば何も問題ありません。(実際は、草刈りに苦労していますが…)

家屋内に入ると、「広ーい」と皆の声。
当たり前です。
賃貸2LDKと比べてはいけません。

この物件の売りは、陶芸用のろくろが4台ある工房と、電気・灯油・ガスの焼き窯が有る事です。
前オーナーは、かなり熱の入った趣味で陶芸をされていた様で、趣味の域を超えた充実した陶芸施設が揃っています。
私が陶芸に興味が有るかって?

いえ、全く興味は有りませんでした…

が、リタイヤ後の贅沢な趣味として、陶芸は王道(本当に?)でしょうし、元来、物造りの好きな私がハマらないとも限りません。
移住後、陶芸教室に通うも、その後自宅では全く陶芸に関する事はしていませんが、リフォーム作業に工房は大活躍しています。

そんなこんなで、かなり気に入った物件では有りましたが、家屋の古さに躊躇して決断するには至りませんでした。

更に続く…


----- yuu -----

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私が我が家を選んだ理由 3

見学をした我が家。
広さや環境、かなり気に入ったのですが、家屋の築年数がどうしても気になります。
と言うのも、40代前半の私、図々しく平均年齢まで生き永らえると仮定して、まだ40年近く人生が残されている計算になります。
虎の子の田舎移住計画資金は、子供が居ない時期に夫婦2人がバリバリ働けたからこそ貯められました。
現状の子だくさん生活では、そんな余力は残っておらず、子供を育てるだけで精一杯でしょうから、土地や家屋を購入するのは今回が最初で最後となるでしょう。
大規模な修繕や、建て替えなければいけない状態にならずに、40年は住み続けなければいけないと考えると、築年数は出来るだけ浅いものが望ましかったのです。
そんな理由から、
築30年近いこの物件は「ナシ」だなと結論を出していました。

見学から1カ月位経った頃でしょうか、不動産屋のTさんから1通のメールが送られて来ました。
下見に行った物件が、値段的になかなか売れないと言う事で、大幅に値下げするとの事です。
見学希望者の多い物件ではあったので、今回の値下げで売れる可能性が高いが、直近に見学に来た私達には、物件情報の値段を更新する前に伝えておくので、今が最後のチャンスですよとの事です。
そこらで良く耳にするフレーズ。

「売り尽くしセール」
「人気の商品」
「貴方だけに」
「最後のチャンス」


かなり定番の売り文句ですが、ただでさえ購入資金を大きく下回る値段だったのに、更に2割近く値引きするというのですから、気にならない訳はありません。

Tさん、雰囲気がジャパネットタカタの社長に似ています。

それならば、まんまと手中に乗ってしまったとしても、致し方の無い事だと感じて貰えるのでは無いでしょうか。

この頃、3回にも渡って記事にしてきた「私が我が家を選んだ理由」を、何よりも後押ししたサイトに 運命的な出会い をしていました。

「DIY 日曜大工で家をつくる
     ・・・セルフビルドのノウハウ」


このサイト、田舎暮らしについて下調べをしている際に辿り着いたのですが、かなり 目から鱗 でした。

素人が自力で家を建てる?
「そんなん不可能やん」って思える事を実践されているのです。

■ 自分で家を建てるというと、何か途方もなく大変で難しいことだと感じられるかもしれませんが、実際にやってみると、技術的にはさほど難しいものではありませんでした。

■ 労力は相当かかりますが、大工仕事をすることそのものが好きな人ならば、それはむしろ「楽しみ」に属するもので、やりがい、達成感は120%・・・・・面白いですよ!

(当該サイト本文中から抜粋)

この文章にやられました!

技術的にはさほど難しいものでは無く、やりがい、達成感は120%!

自分もやりたい!

当該サイトの管理人さんは、素人でも家を建てられたのですから、元となるものが既にある中古物件の修繕やリフォームなら、自分でも十分出来るだろうと思えました。
今から思えば、家一軒を建てるのは、とても大変な事だと思いますが、既存の柱や梁を利用するリフォームは違った意味で大変な面も有ります。
一から作った方が楽やんって思う事が良く有ります…

移住後、このサイトで販売されているDVDも購入しました。
購入当時、大工仕事超初心者の私にはチンプンカンプンな内容も多かったのですが、今、改めて見てみると、かなり理解出来る様になっていました。

このサイトに出会ったタイミングでの、気になる物件の値下げ。

かなり悩みましたが、購入を決断しました!

そうなれば話は早いです。
当時勤めていた会社への退職の届けを皮切りに、長女の小学校の手続きや住民票の移動、その他諸々の手続きを有給休暇消化を兼ねて、片道200キロの行程を何度も行き来しました。
年末に購入を決断、3月からの移住計画を前倒しして、1月末には引っ越しを完了していました。
その間、 第4子が大晦日に産まれて来たり…と、 超多忙、バタバタな数か月では有りました。

会社に退職の希望を伝えた時の、皆の反応も面白かったです。
酒の入る席では、いつかは田舎暮らしをするんだと言う話を私は良くしていたのですが、「又、言ってるわ」という程度の対応で本気にはされていなかった様です。
初めは信じて貰えず、私が本気だと知ると、
「何があったん?」と、聞きます。
「前から言ってた夢を実現するんやで」と言うと、
それなりに会社での立場や収入も安定している生活を捨てて、仕事も決まっておらず、知人も居ない未知の土地に一家6人揃って移住する事が理解出来ない様でポカーンとしていました。
在職12年の間に、結婚・出産など色々とあった職場でしたので、最期の日や、送別会の日にはかなり寂しい思いをしました…

そんなこんなで、移住をして来た我が家。

敷地は300坪以上とまずまずの広さ。
移住前は、広大な土地に憧れていたのですが、いざ住んでみると維持管理が大変で、300坪でも持て余してしまいます。何よりも雑草の処理に閉口…

値段は、用意していた移住資金の3分の1以下。
これでも近所の人に聞くと、割高らしいのですが…
予定資金をかなり下回りましたので、移住当初にかなり余裕が持てました。

作陶施設が充実している。
屋根付きガレージと窯場・工房を合わせると、かなりの広さになります。
リフォーム作業場として十分です。
陶芸をされている方からすると、全く使われていない陶芸施設が勿体無いらしいのですが…

移住して以来、リフォームを進める中、シロアリや結露にも悩まされつつ対応して来ました。
拙い出来上がりながらも、自分で手を加えた我が家にはとても愛着が持てます。

移住して来て本当に良かったと、充実した毎日を過ごせています。

我が家購入を決断させてくれた、

不動産屋のTさん。

「DIY 日曜大工で家をつくる」の管理人さん。

そして、変人な私に文句も(ほとんど)言わずに付いて来てくれる、

妻に感謝です。


----- yuu -----

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携帯電話

今から2ヵ月ほど前になりますが、妻が携帯電話・財布・キーレスエントリーの発信器を洗濯してしまいました。
ズボンのポケットに入れたまま脱ぎ捨てていた私も悪いのですが、今までも洗濯前には確認する様にと言っていたので、かなり声を荒げて妻をなじってしまい 反省…

財布はポイントカードのハンコが消えてしまった程度で、被害は最少。
キーレスエントリーの発信器は、全くの問題無し。
携帯電話は慌てて電源を入れずに、1日乾燥させた後に電源を入れたのですが、

全くの反応無しでした…

私は4、5年前に購入したガラケーを未だに使っています。
この機会にスマホにしてしまおうかとも考えましたが、20年以上の間に蓄積されたデータは捨てられません。
早速、auに修理に出しました。
修理に出した時は、10日程で直るだろうとの事だったのですが、蓋を開けてみれば、部品が揃わなかった様で1ヵ月以上掛かってしまいました。

しかも、データは復旧出来ずに全てクリア…

部品も全交換?と言う位で、メチャクチャ綺麗です。
つまり、データも何も入っていない新品状態で戻って来ました。
これで、私のスマホ導入は、更に4、5年後になる事でしょう。

データのバックアップを取っていなかった私…
データが全て消えてしまったのはとても痛いですが、田舎暮らしという新生活を始めたのですから、連絡を取り合う可能性が極めて低い過去の友人の連絡先など断ち切ってしまえと思わざるを得ません。
特に親しくしている友人や、親戚の電話番号は妻の携帯電話に入っているので、普通に生活する分には何も問題無いのですから。

修理から戻って来てから1ヵ月、面倒なので掛かって来るか掛けた電話番号から順次登録していく事にしました。

登録されたのは、妻や両親を含めて僅か7件…

田舎暮らしを始めてからは、バッテリーが切れていても数日間気が付かない様な、携帯電話に無頓着な私ではありますが、余りにも限定された交友関係を改めて実感しました。
親戚・友人・知人も全く居ない土地への移住だとこんなもんなのかも知れませんし、家族と居れば寂しくもありません。

このブログを見ている、私の電話番号を知っている友人達、たまには電話掛けて来てね。


----- yuu -----

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衆議院議員総選挙

日曜日、移住してから2回目の選挙の投票に行って来ました。

選挙に行かない者は、政治の事をとやかく言う資格が無い。

と私は考えており、酒の肴に政治の事をとやかく言うのも大好きですので、選挙では欠かさず投票しています。

友人のナーキーが、以前ブログで 「零票確認」の事を記事 にしていましたので狙っていたのですが、何の事は無い、寝過ごしてしまって昼頃の投票となりました。

田舎の選挙は寂しい…

候補者が少なくて選ぶ余地がありません。
3人だけです…
1党が大きな力を持つと碌な事が無いという考えで今まで与党には投票した事は有りませんし、1度大失敗をしでかした党にも投票したくはありません。
残る党も…
白票で投票しようかとも考えましたが、どうせ落選するのだからと残った党の候補者に投票しました。
開票結果を見てみると、私の地区でのその候補者の得票数は3桁でした…
この中に私と妻の二票が入っているのかと思うと、それはそれで良かったかなと考えておきます。
それにしても小選挙区制ってどうなん?って思います。
候補者がこんなに少ないと、投票する前から誰が当選するか分かっていますし、私が今までに投票した一票は全て死票です。

「最高裁判所裁判官国民審査」も、どうなん?って感じです。
不信任なら×、信任なら 空欄 、それ以外の文字は無効票、っておかしくありません?
不信任なら×、信任なら 、空欄かそれ以外の文字は無効票、が普通でしょう。
こんな事になっているのですから、今まで罷免された裁判官が1人も居ないのは当たり前で、

紙の無駄です!

ですから、いつも私は全員に×を付けています。
1人でも罷免される様な事が起これば、こんな馬鹿げた方法も見直されて、裁判官の質の向上にも繋がる事でしょう。

投票所に行くと役場の職員だか何だかが、8人程も居ました。
投票所自体も結構な数が近所に設置されていました。
これでも減ったらしいのですが、どうせ田舎の投票ではほとんどの人達が車を利用するのですから、もっと減らして人件費を削減出来るのに…
こんな事も、選挙にお金が掛かる理由の一つなのでしょうね。

夕食時、テレビのニュースを見ていると、投票に行っていないという大学生が数人出ていました。

「政治家なんか誰がなっても一緒。」

「自分の一票で政治は変わらない。」

情けない話ではありますが、今の政治の有り様を見ていると分からなくも…

「投票の仕方が分からない。」

「投票所が何処か知らない。」

と、言っている大学生も…
どちらにせよ、恥ずかし気も無くテレビに顔を出して、こんな事を言ってのける大学生って…
ですが良く考えてみると、政権政党を知らない20代前半の後輩も少なからず居ましたので、そんなものなのかも知れません。

これって愚民政策の賜物?

と、穿った見方をしたくなってしまいます。

こんな人達ばかりでも無いでしょうが、政治に興味を持てずに投票に行かない人達の多い中、その日の食糧や寝床の心配をする事も無く平和に大多数の国民が暮らせているのですから、日本って案外捨てたものでも無いのかも知れません。

今回の選挙は争点もあやふやで、安倍内閣への支持率の確認で終わってしまった感も有りますが、そうであったからこそ、

選挙制度そのものを考えさせられる選挙では有りました。

----- yuu -----

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寒がりな人達

移住1年目の去年にも感じたのですが、雪国の人は寒がりが多いです。
と言うと、逆に感じる方も多いのではないでしょうか?
かく言う私も、移住して来るまでは寒さ耐性を持った人達ばかりなのだろうと思っていました。
が、状況はかなり違いました。

親しくなった方と鍋パーティーをやろうという事になり、お家に伺った事があるのですが、薪ストーブで家屋全体が暖房されており、暖かいというよりも暑くてTシャツで過ごせそうな位でした。
我が家など、家族6人が食事から就寝まで8畳の部屋だけを暖房して済ましてしまいますし、鍋などやろうものならその暖気だけで十分と暖房は消してしまいます。
その方に、我が家の1シーズンの光熱費を言うとびっくりしておられました。

職場も暖房器具が何台も稼働しており、とても暑いです。
この真冬に私は汗を掻いているというのに、皆さん(特におばちゃん)は寒い寒いと言っておられます。
親切心からだとは思いますが、ストーブを私の隣に置いて下さいました…

近所の方は高齢者が多く、寒くなってからは家に閉じ篭っているのか、姿を見るのも稀になりました。
単身の方も多いので、死んでいるんじゃないかと心配になってしまいます。

つまり、寒さが厳しいからこそ対策が万全で、
寒さを感じる事が少ないが故に寒がりなのでしょうね。


気温差が激しい時に寒さを感じるのでしょう。
そういう意味では、移住前の土地より平均気温はかなり低いですが、私はそんなに寒い土地に来たのだとは実感はありません。

対策が万全と言えば降雪に関してもです。
移住前のほんの数センチ降雪しただけの道をノーマルタイヤで走るより、50センチの降雪でも除雪された道をスタッドレスタイヤで走る方が安心出来ます。

移住に際して気候についてはかなり心配していましたが、私達家族は十分順応出来た様です。

むしろ、子供達は雪が積もると喜んで遊んでいます。


----- yuu -----

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学級閉鎖

前回、ブログの閉鎖の記事を書きましたが、

小学2年生の長女のクラスが学級閉鎖になってしまいました…

34人の生徒中11人が、インフルエンザが原因で休んでいる様です。
幸い長女はピンピンしていますので有難い事ですが、何時罹ってしまってもおかしくは有りません。

こうなると、共働きの私達夫婦は困った事になってしまいます。
暖房器具を使うこの時期に、小学2年生の長女だけを留守番させるのは不安ですし、同居するお爺ちゃんやお婆ちゃんが居ない核家族な我が家は、私か妻が仕事を休まざるを得ません。
って言うか、

収入の少ない私が休むのが、家計的には正解です…

が、就職してから3か月、子供が熱を出したので迎えに来て欲しいと学校から連絡があり早退したのが一度、ロタやらノロやらアデノやらと呼び方の由来は何?っていう様な、感染する病気を保育所で貰って来た下の子供達を看る為に休んだのが二度有りますので、出来る事なら出勤したい所です。
悩んだ末に、近所に住んでおられていつもお世話になっている 野菜のおばちゃん(家庭菜園の師匠ですのでこう呼んでいます)に、チョコチョコ様子を見に来て貰う様にお願いして、長女には一人で留守番をさせる事にしました。

正に「遠くの親戚より近くの他人」です。

野菜のおばちゃんに感謝!


田舎に移住して来て(田舎限定でも無い様な気はしますが…)不便さを実感するのはこういう時です。

この他にも、田舎の仕事はまだまだ完全週休2日制の所は少ないのに、学校や保育所は完全週休2日制ですので、土曜日の出勤がどうしてもネックになって来るのも辛い所です。
お爺ちゃんやお婆ちゃんが同居しているのが前提かい!と思う事が多々有ります…
母子(父子)家庭なら尚更な事でしょう。

「高齢者関係給付費」は年金、高齢者医療、老人福祉サービス等を含めており、2009年度には約68.6兆円と社会保障給付費の68.7%を占める。一方の「児童・家族関係給付費」は児童福祉サービス、児童手当等からなり、2009年度では金額は約3.8兆円、社会保障給付費に占める割合は3.8%にすぎない。
-Searchina 日本を滅ぼす超高齢社会(10)―高齢者偏重の社会保障-から抜粋

こんなデータが有りました。
「高齢者関係給付費」も、このまま順調に歳を取っていけばいつか通る道ですのでとやかく言うつもりはありませんが、子供達が子育て世代になる頃にはどうなっているのだろうかと、

絶望的な不安感に駆られてしまいます…

国の施策や支援に頼るのにも限界があります。

田舎移住を決定したのも私、子だくさんを望んだのも私ですので、自己責任で頑張るのみです!

----- yuu -----

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田舎生活3年目突入

田舎暮らしに憧れて、2年前の1月末日に我が家に移住して来ました。

今日から田舎暮らし3年目、丸2年が経過した事になります!

去年の同日のブログ を読み返してみると、DIYリフォームの進捗の遅さや、ブログに対する思いは変わりませんが、
年内の目標として、
「就活とその後の仕事を頑張りたいと思います。」
の言葉で、記事を終わらせてありました。
去年を振り返ってみると、ギリでは有りましたが何とか11月に職にも有り付けて、馴れない仕事も何とかこなせている状態では有ります。
かなり遅いタイミングでは有りましたが、

何とか移住2年目の当初の目標は達成出来た様です!

思い返せば、人生の大きな目標であった田舎暮らしも、40歳になるまでにはスタートさせたいと目標を立てていたのですが、結局は42歳の2年遅れでのスタートとなってしまいました。
私は「尻に火が点かない」と動かない、夏休みの宿題を8月31日に慌てて(全て提出するのは更に1週間後…)するタイプなのです。
この性格ばかりは、死んでも直る事は無いでしょう…
それでも、紆余曲折・遅延は有ったとしても、何とか目標には辿り着きますので、

「目標達成能力が高い」と良かった面だけを美化して見ておきます。

私は、一見楽天的に見えるそうですが、 「自分って凄いやんっ」 って、

自分自身を鼓舞して追い詰めないと、何も出来ないヘナチョコなのです…

この性格は、自分が少しでも理想に近付く事によって改善されるのかも知れませんが…

3年目の目標としましては、子供の世話などで就業時間が限られているので、実家に居る父親を我が家に呼び寄せて手伝って貰う事によって、収入アップを図りたいと思います。

一説には子供一人を育て上げるのに、2,000万円~6,000万円の費用が掛かる様です。
子供が4人居る我が家は、8,000万円~2億4,000万円が必要になってくる計算です…
莫大な金額でピンときませんが、最低の8,000万円すら我が家にとっては高いハードルとなる事でしょう。
ましてや 2億超… って何それ?

収入を増やすのが今後の命題になりそうです!


----- yuu -----

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「田舎暮らしの心得」を検証してみる 1

移住して来てから2年が過ぎて、田舎生活にも何とか馴染んで来た様です。

この生活に飛び込む前準備として、ネット上で物件や地域の情報収集をしていましたが、その中には「田舎暮らしの心得」的な情報も数多く有ったので、片っ端から読み漁って知識だけは大量に仕入れていました。
その心得が、私のケースでは当てはまっていたのかどうか?をこのタイミングで検証してみたいと思います。

定年退職後の悠悠自適田舎リゾート
単身若者の半自給自足田舎サバイバル

では無く、あくまでも

共稼ぎ子育て世代のDIY的田舎生活

の我が家としてはどうなのかの検証です。
我が家の立地している土地は、半世紀程前の経済が上向きの時期に陶芸家を集める為に新たに造成された土地で、当時は陶芸家しか土地を取得出来なかった陶芸村内に建っています。(現在ではその計画も上手くいかなかった様で、陶芸に全く関わりのない私でも問題有りませんでした。)
その為、100メートル半径内には先祖代々この土地に住んでいる様な方は居ませんし、近所の方は陶芸家や伝統工芸家の方々ばかりです。
こういう点でも少し特殊なケースなのかも知れません。

記事を書くに当たって「田舎暮らし」を検索してみると、上位に来るのは物件の情報ばかりです。
この事からも、田舎の物件に対する感心が高いのが伺い知れます。
改めて「田舎暮らし」「心得」で検索してみると「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「田舎暮らしの心得」の記事が上位に来ました。
運営しているのは「秋田県企画振興部 地域活力創造課」、この手の記事は地方公共団体が運営しているものが非常に多く、地域活性化や人口減少対策に必死なのも伺い知る事が出来ます。
移住した地域は秋田県ではありませんが、リンクフリーで引用OKですし、どこも似た様な内容ですので、このサイトの記事を我が家に当てはめてみたいと思います。


余談ではありますが、最近DIYに割ける時間も少なくなり進捗もほとんどありません。
家庭菜園も雪の下です。
ブログの記事のネタもほとんど有りませんので、生活の上でブログの更新の優先順位がかなり下がって来ているのが現状です…
と言っても、

私達夫婦が何を思い田舎暮らしという選択をしたのか?
を、大きくなった子供達に文章として残しておく意味合いもあるこのブログを長期間放置したくもありません…


という訳での今回のブログ更新となりました。
次回より、かなりなボリュームになりそうな検証記事を何回かに分けてアップしていきたいと思います。


----- yuu -----

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「田舎暮らしの心得」を検証してみる 2

またまたブログ更新に間が空きましたが、今回よりネット上に出てくる「田舎暮らしの心得」が我が家に当てはまっていたかの検証をしてみたいと思います。
(以下、緑色の文章「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「田舎暮らしの心得」からの引用です)

◎近所づきあいは面倒がらずに
◎地域に打ち解ける努力をしよう
◎地域の役職は率先して引き受けよう


この項目は、「田舎の人は親切な方が多いが、移住者に対してはどうしても警戒してしまうので、自分がどういう人物かをアピールしつつ、地域の活動にも率先して参加して打ち解けよう」というのがおおまかな内容です。

田舎の人は親切な方が多い?
微妙です…


勿論、親切な方もおられますが、特別に田舎だからという訳ではなく、街でも同じ様な割合で親切な方はおられる様な気がします。
こちらも親切に対応して、礼儀正しく誠実な付き合い方をしていれば、何処に住んでいても親切にしてくれる方が自ずと出来るのではないでしょうか?

何事もギブアンドテイクなのですから…

初対面の人を警戒してしまうのも、田舎の方だけでは無いでしょう。
過度に田舎の人達が親切な方ばかりだと信じ込んでしまうのは、逆に人付き合いをギクシャクさせてしまう原因になると思われます。


私達家族は小さな子供達が保育所や小学校に通っていますので、児童数が少ないのも相まって、子供関係の役職が何らかの形で否応なく回って来ます。
そこに自治会・区会・壮年会・子供会の役職まで回って来ますので、逆に出来るだけ断らないと体がいくつあっても足りません。

人口が少ないのに、似た様な活動をしている組織が乱立していますので、役職に付かないといけない確率が高いのです。
一本化すれば効率もいいのにと思うのですが、その会毎に会費も発生しますので、

地域にお金を多く出費させる為の集金システムなのかと、穿った見方をしてしまいます。

会計報告や定例会などの議事の内容や進め方は慣例の形だけのもので、飲み会がほぼメインの状態です。
お酒の大好きな私でも、、日頃見た事も無い様な人達と酒を汲み交わす必要を感じませんし、むしろ苦痛に感じる位です。

中にはコンパニオンが付く飲み会も有りました!

今までの私の人生の中で、コンパニオン初体験でしたのでそれなりに楽しんで来ましたが、

若い女の子が大好きな健全な考え方の持ち主?の私ですら、「何だかな~」という感が拭えませんでした…

会計報告をじっくりと見てみると、大半が飲食代です。
集会に来ない人達も多く、その人達の会費でいつも決まったメンバーの人達が飲み食いする様なシステムに疑問を感じてしまいます。

という訳で、私は移住1年目には出来るだけ地域の集まりには出席する様にしていたのですが、2年目からはどうしても出席しないと不都合が出そうなものや、楽しそうなものにだけ出席する事にしました。

ほとんど有りませんが…


引っ越しにしろ転職にしろ、新しい環境に飛び込む際の不安要素の大半が人間関係についてだと思いますが、その事を「田舎暮らしの心得」として求めるのは、田舎暮らしを躊躇する要因になってしまいかねません。
地域に何を求め、何が出来るのかを見定めておけば、無理をしてまで、近所付き合い・地域に打ち解ける努力・地域の役職を率先して引き受ける事を心掛ける必要は無いのではないでしょうか?


今回の「田舎暮らしの心得」の項目は、あまり我が家には当てはまりませんでした。
移住当初は一番気を付けるべき事柄だと思い力を入れていたのですが、田舎暮らしだからと特別な事はしなくても良いのだと結論を出しました。

むしろ、少し変人だと思われている位の距離感がベストです!


----- yuu -----

テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

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