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2023-05

DIY-塗装編-トタン塗装開始

我が家には居住区の母家の他に、トタン張りの駐車場と工房が別棟で有ります。
錆が相当出て来ており、このまま放っておくと張り替えの

多大な出費

は必至です。

コウボウショキ チュウシャジョウショキ チュウシャジョウコウボウショキ

もう手遅れかも知れませんが、早急に手を打っておく事に越した事は無いので、塗装をする事にしました。
例の如く塗装も初めての経験で、施工方法や使用塗料が全く分かりませんので、ネットで情報収集です。
色々と調べましたが、最終的にペンキ屋モリエンさんに、メールにて状況を説明した上で、塗料を紹介して頂きました。
大変丁寧な対応で早速注文しました。

デルニエX

施工方法もペンキ屋モリエンさんのサイトに詳しく載っており、参考にさせて頂きました。

このブログを書き込んでいる時点で、随分と作業は先に進んで来ています。
当初、大変な作業になる事は覚悟していましたが、

想像を遥かに上回る大変な作業

が始まりました。
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DIY-塗装編- 屋根錆取り

トタン塗装のおおまかな作業の流れとしては、
錆取り→養生(必要部分以外に塗料が付着しないように、シートを敷いたり、テープを貼って防ぐこと。)→下塗り→本塗り(1回目)→本塗り(2回目)
となる様です。

作業前に屋根にロープを張り、そこに安全帯を掛ける様にして、落下を防止する様にしました。
ロープが思った以上にたわみ、甚だ効果には疑問がありますが、無いよりはましでしょう。

まずは錆取りから。
試しに手作業にて紙やすりを掛けてみましたが、紙やすりが何枚有っても足りない位消費しますし、何より腕が持ちません。電動工具に頼ろうと思い、屋根の上まで延長コードを引っ張りました。

我が家には、充電式の工具は有りません。
毎日電動工具を使う訳でも無いので、充電をしてからの作業の手間より、コードの取り回しの面倒さの方を取りました。
何よりも充電式よりも安いですしね。

コーナーサンダーを試してみました。
が、力が弱くて使い物になりませんでした。

次にディスクグラインダを試してみます。
100均にて、作業に適してそうな刃を購入して来ました。

P1030767.jpg

使用してみると、良さそうな感じです。
とは言え面積が多く、単純作業の連続、屋根の上の熱さ、足元の悪さ、心身共に消耗する作業になりました。

コウボウサビトリゴ

画像ではあまり錆取り前とは変わりませんが、トタンの保護が目的の塗装で、トタン本体まで削ってしまうのでは本末転倒と言うものです、作業はそこらへんの加減が難しかったです。

今回も試行錯誤の連続でしたが、何とか錆取りを済ます事が出来ました。

DIY-塗装編- 屋根下塗り

錆取り後は、直ぐに下塗りです。
錆取り時に削り過ぎてしまい、金属面が露出してしまった部分や、錆が酷かった所は、翌日には錆が浮いて来てしまうからです。

錆取り時から感じていたのですが、屋根の上はとても過酷な環境です。
直射日光を遮る物も無く、屋根面は座っていられない位高温になります。
冬になれば雪が滑り落ちる際にこすれるでしょうし、塗装面も余程耐久力が無いと駄目だというのが容易に想像できます。
私自身も日光と屋根面からの照り返しが相まって、大人になってからこれ以上日焼けした事がないだろうという位、

顔と腕だけ

真っ黒になりました。
汗も大量に出ますし、水分補給も半端無い位します。
多分3リットル以上は水を飲んでいたのでは無いでしょうか。
シャワーを浴びてサッパリとした後の、

キンキンに冷えたビール

がとても旨かったです。

五臓六腑に染み渡る

この言葉が文字通り当てはまる至福の瞬間を味わえました。


ペンキ屋モリエンさんにて、使用ペンキに適合した下塗り剤も購入していましたので、刷毛とローラーで塗りました。

コウボウシタヌリゴ チュウシャジョウコウボウシタヌリゴ

熱さと揮発したシンナーとで朦朧とした中ではありましたが、塗った面が目に見えて分かるので達成感があり、辛いながらも楽しい作業ではありました。

DIY-塗装編- 屋根本塗り

屋根の色は黒にしました。
前オーナーはシルバーを塗っていたので、それだけは避けようと思いました。
文字通り我が家を

自分色に染めたい

と思ったからです。
それならば、淡色系よりも濃色系の方がイメージが変わるだろうと言う事で、私の好きな色の一つ、

 です。

黒を選んだ事で、夏は熱いのか?冬は暖かいのか?と色々考えましたが、
夏は暑い、冬は寒いものなのだと自分に言い聞かせて、正解が幾らでも有る様な事で、思い悩まない事にしました。
悩まないといけない事は、他に幾らでも有るのですから…

トタン屋根の膨らんだ部分を「瓦棒」と言うそうです。
瓦棒の部分を先に刷毛で塗っておきます。

コウボウサンダケクロ

下塗りは明るいグレーを塗っていますので、その上からローラーで黒を塗っていくのは、印象がガラっと変わって塗り甲斐が有りました。
施工指示ではもう一度重ね塗りをする事になっています。
が、2度目は塗っても見た目が変わらず、やり甲斐がありませんでした。

チュウシャジョウコウボウヤネモトヌリゴ

何とか塗り終えました。

DIY-塗装編- 壁

屋根を塗り終わったので、壁の塗装に取り掛かります。

今回も色を何にするかで悩みました。
この頃は車の運転中に、他所の家の壁の色が気になって仕方がありませんでした。

赤色も好きな色の一つなので真っ赤にするか、真っ赤はきついので「まことちゃんハウス」みたいにボーダーにするかとも考えましたが、ボーダーは塗り分けるのが大変だろうし、赤色の塗料は一般的な色の塗料より倍近く値段が張ります。
そもそも妻に却下されるのは目に見えていますし、予想通り却下されました。

色々と悩んだ結果、「ナスコン」と言う色に決めました。
この「ナスコン」と言う色、「茄子紺」と書くそうで、文字通り茄子の紺色です。
色見本を取り寄せて確認したのですが、どうも黒にしかみえません。
実際に塗って見ると、当然ですが黒では無く紺でした。
色見本が一番分かり易いかと思っていましたが、小さい色見本と大きな壁とでは全然見え方が違うのですね。

塗装前の我が家の画像、

ゼンタイA

屋根とは違い垂直面への塗装。
屋根は黒1色でしたが、ナスコン・黒・白と3色に塗り分ける。
足場等組まないので、脚立や梯子を使って手が届く範囲内だけの作業。

と、大変な作業となります。

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DIY-塗装編- 壁2

壁の塗装開始です。
作業の流れはほとんど屋根と変わりません。

塗装を開始して感じた事があります。
前オーナー時代にもペンキ塗りを行った様ですが、素人の私から見ても綺麗な仕上がりとは言えません。
塗装前の剥がれ掛かった状態の時や、下塗りの艶消しの状態の時は目立ちませんでしたが、本塗りの艶が出ると、前回塗った時の塗料のタレが目立ちます。
今回、私自身がどれだけ綺麗に塗ろうと頑張っても、塗料のタレの跡の仕上がりは現状以上になる事は有りません。
かと言って、タレの跡を全て削り取るには莫大な時間が掛かるでしょう。
如何に初めの頃のメンテナンスをきっちりとしておくかが、後々の住宅の見栄えの鍵になるのでしょうね。

作業自体も中々はかどりませんでした。
高い所の作業は、梯子を登って塗っては降りて、少し横にずズレては登っての繰り返し。
トタンの波板は塗り難く、段があるので一度にドバーッと塗れません。
色々とローラー等を変えたりして試してみましたが、結局一列づつ塗りました。

ゼンタイB ゼンタイC ゼンタイD

家屋B面

ベツアングルB ベツアングルA

塗装中にこんな事も有りました。
壁の上部を塗っていたのですが、何か視線を感じます。
ふと見上げると、屋根と壁の隙間から蛇がこちらを覗いていました。
一瞬ギョッとしましたが、良く見ると可愛い顔をしています。
これはブログに使えると思い、慌てて梯子を降りてカメラを持って戻ると、もうそこにはいませんでした。

残念!

猛暑日だったので、陰で涼んでいたのでしょうね。


天候による中断等を経て、何とかトタン部分の塗装は終了。
ベースはナスコン、シャッターと庇の天面は屋根の色と合わせて黒、枠等はワンポイントで白に塗り分けました。

ゼンタイE トソウカンセイ

近くで見ると荒は目立ちますが、少し離れて見ると塗装前と比べてかなり見栄えは良くなりました。
母家の板壁や、駐車場の壁の下側のコンクリート等にもペンキを塗っておきたいと考えていますが、錆の酷かったトタンは全て塗れたので、当面は放っておいても問題は無いでしょう。

と言う事で、塗装作業はこれにて一旦終了です。

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DIY-塗装編- まとめ

一連の塗装の費用を算出してみました。

塗料はネット通販にて、その都度最安と思われる物を、色々なショップで全て購入しました。
どの塗料も、きっちりと使い切れる訳もないので残っています。

道具類は塗料の購入時や、他の商品を購入する際に送料無料にする為の同梱としてネット通販で購入しましたので、平均の金額で算出しました。
塗料が4種類でしたので、道具類も4セット購入しました。
途中で刷毛とローラーだけは100均にて追加購入しました。

塗料
 デルニエX(塗料)黒   15kg @13,440円  2缶  26,880円
 デルニエX(塗料)ナスコン15kg @12,705円  1缶  12,705円
 デルニエX(塗料)白   15kg @13,800円  1缶  13,800円
 エポックマイルド(下塗り)15kg @10,815円  2缶  21,630円
               4kg  @5,093円  1缶   5,093円
 RMシンナー       16L   @6,195円  2缶  12,390円
道具
 ローラーバケットセット          @856円  4セット 3,424円
 塗料用刷毛セット             @658円  4セット 2,632円
 ローラー(100均購入分)        @105円  4本     420円
 刷毛  (100均購入分)        @105円 12本   1,260円
 マスキングテープ(ホームセンター)    @248円  4巻     992円
 その他諸々                            2,000円
                              合計103,226円

費用的には満足していますが、妻や遊びに来ていた母に手伝って貰った(微々たるものですが…)のも計算に入れて、一人で一日8時間作業で計算すると、延べ日数約45日間もの作業となりました。

後はどれだけ塗膜が長持ちしてくれるかが、この先楽しみでもあり不安でもあります。
これも自分で塗ったからこその思いなのでしょう。

この塗料はカタログ上の耐用年数が8~10年ですので、最長でも10年後には今回と同じ作業をする事になります。
作業をする時期が悪かったのでしょうが、屋根の上は日光と屋根からの照り返しで、過酷な作業になります。
ただでさえ体に衰えを感じて来ている42歳の私が、52歳になっても同じ事が出来るのか大いに疑問です。
少なくとも、春か秋に作業をしなければいけないでしょう。

今回はナスコンという、落ち着いた色を塗りましたが、どうせ塗るなら皆がアッと驚く様な色でも良かったかなと思っている自分もいます。

ゼンタイA  ➡  ゼンタイE  

田舎の物件とは言え簡単に購入出来る訳でも無いですし、自分の子供達がいつか巣立って行くであろう土地を選ぶのも、これが最初で最後になるでしょう。
中古物件だとしても、否、中古物件で有ればこそ我が家を少しづつ住み良く変えて行ける喜び。
そんな事を感じさせられた、私にとっては意味の有った作業でした。

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DIY-塗装(再開)編-母家板壁塗装開始

去年、移住当初に トタン張りの駐車場と工房の塗装 をしましたが、母家の板張り部分は手付かずでしたので塗装作業を再開です。
低過ぎる気温は塗装に適さないらしいのと、去年の作業は暑い盛りの時期の作業で苦労した経験を踏まえて、今のこの時期を狙っての再開です。

再開するに当たって、前回使い残したまま放ったらかしの塗料の状態を懸念していました。
調べた所、私の使っている1液型の塗料では、開缶後の物で半年、開缶前の物でも1年位で硬化して来るらしいのです。
私の持っている使い掛けの塗料は、開缶後10カ月近く経過しています。

去年の塗装作業終了から、そのまま放置されていた塗装缶を恐る恐る振ってみると、

チャポン、チャポン

と音がします。
取り敢えず完全に硬化はしていない様です。
塗料で完全に固まった栓を苦労してこじ開けて見ると、

プシュー

溶剤が気化していたのでしょうか、気体が噴き出た音がしました。
栓の周りで固まっていた塗料が密閉状態を保っていてくれた様です。

結果、トタン塗装を終えた時とほぼ同じ状態で、何の問題も無く普通に使えそうです。

塗装予定の板壁はこんな感じです。

P1040905.jpg P1040907.jpg
P1040908.jpg P1040909.jpg P1040910.jpg

塗ってあった茶色い塗装はほぼ剥がれて来ていますし、南側の日光が直接当たる部分は壁材までダメージを受けています。
壁材の全面張り替えも考えましたが、予算と長期間になるであろう工期を考えると、

そこまでの事は決断出来ませんでした。

使用期限がある塗料も大量に余っている事ですし、今回は取り敢えず塗装で誤魔化す事にして、傷んで来ている壁材に塗装をしたらどれ位見栄えが良くなり、どれ位の期間で駄目になってしまうのかを試してみたいと思います。

壁材の全面張り替えに比べれば楽な作業とは言え、同時に雨樋のメンテナンスもやろうと思っていますので、

簡単には終わらない作業に突入です…


----- yuu -----

テーマ:DIY - ジャンル:ライフ

DIY-塗装(再開)編-雨樋

外壁塗装するに当たって、雨樋を外して壁のアクセントになる様に白色に塗りました。
経年劣化している雨樋は、無理に力を掛けると割れたり欠けたりして、

外しているのか壊しているのか分からない状態です…

移住してより何かとお世話になっている「野菜のおばちゃん」に、持ち出し自由な建築廃材置き場(ゴミ捨て場?)を教えて貰っていましたので、そこから拾って来た雨樋を利用しながら、割れや欠けをテープで補修してから塗装しました。

白色は隠蔽率が低く下地の色が透けてしまいますので、色ムラを無くす為に何回かに分けて塗るので面倒です。
反面、平坦な壁面は、

ローラーでドバっと塗れるのでとても気持ちがいいです。

P1040911.jpg P1040912.jpg


ここで問題発生です。

長い距離に渡してある雨樋はこんな感じで波打っているのです。

P1040939.jpg

こんな雨樋を白色に塗ってしまうと、見栄えの為に塗っているのに逆効果になりそうです。
第一、こんなに長い劣化した雨樋を、再利用出来る状態で外すのは難しいでしょう。
廃材置き場にも、長くて程度の良い物は捨ててありません。

新品を購入するかと悩みましたが、現状の雨樋でも、見栄えは別にして雨水を集めて流すという機能は果たしていますし、後何年かは持ちそうですので、

今回は清掃のみに留めておこうと決定しました。

多分に面倒だという思いが反映している様な…


----- yuu -----

テーマ:DIY - ジャンル:ライフ

DIY-塗装(再開)編-雨戸

雨戸を塗り始めました。

雨戸も前オーナーが塗装していた様なのですが、所々剥がれ掛けて来ています。

P1040949.jpg

塗装前の下準備として剥がれ掛けている塗料をワイヤーブラシで除去するのですが、その作業が大変手間のかかるもののになりました。
塗料が雨戸に密着していない為に、剥がれ掛けている所をこすると、一見綺麗に塗れている部分も一緒に剥がれて来るのです。

結局、雨戸全面にワイヤーブラシを掛ける事になりました…

金属の塗装面と塗料が密着する様に下塗り剤を塗ります。

P1040947.jpg

この下塗り塗料、以前の作業にも塗ってあるのですが、どれだけ効果があるのでしょうか。
試しに、下塗り塗料を塗らずに直にペンキを塗った部分もあるのですが(手を抜いた部分とも言います…)、施工後半年程度では全く差異はありませんので、今後も経過観察しようと思っています。
塗り作業が1回増えて作業も大変ですので、

大きな効果を期待したいものです。

取り敢えず3枚は仕上がりました。

P1040946.jpg

大量に余っている塗料の黒を基調に、枠を白に塗ってみました。

一番小さい3枚を仕上げるだけでも手間取ったのですが、

我が家には、後12枚もの雨戸が有ります…


----- yuu -----

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yuu & mi

Author:yuu & mi
yuu
 45歳、5児の父
 仕事の傍ら、
 念願の田舎暮らしに
 日々奮闘中。

mi
 4?歳、yuuの妻
 仕事の傍ら、
 子供と野菜の育成に
 日々奮闘中。

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