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2015-04

「田舎暮らしの心得」を検証してみる 8

今回も前回に引き続き「田舎暮らしの心得」が我が家に当てはまっていたかの検証をしてみようとした所、今まで引用させて頂いていたサイト、「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」がURLも変わり、サイト内も一新されていました。
「田舎暮らしの心得」も、「移住の心得」と変更されていましたが、ほぼ内容も一緒ですので、このまま引用させて頂きます。

それにしても「秋田県企画振興部 地域活力創造課」が運営しているこのサイト、更新も頻繁に行われている様ですし、内容も移住者を迎え入れようという気持ちが伝わり、移住後のフォローもしっかりとしている様です。
それに比べて我が地域といえば…
ローカルニュースを見ていると、県議会や市議会で人口減少対策や地域振興が議題に上がっている様で、それなりに予算も取られており力を入れているらしいのですが、「福井県」をキーワードに検索をしてみても、魅力的なサイトは微塵も引っ掛かりません…

気を取り直して、以下検証記事です。
緑色の文章「あきたに住もう!“秋田暮らし”はじめの一歩」の「移住の心得」からの引用です)


◎雪とは上手につきあおう
「好むと好まざるとに関わらず約3~4ヶ月は雪に影響された生活を強いられます。道路の除雪は行政の手で行われることが多いのですが、雪寄せ
(雪かき)も冬場の運動不足解消の一つと考えて、億劫がらずに受け入れてください。」というのがこの項目の内容です。

確かに今シーズンの我が家でも、3か月位は雪が積もっており、ピーク時には1メートル以上にはなっていましたが、近所の方に聞くと、近年ではかなり雪の降る量が減って来ており、こんなものでは無かったそうです。
移住前から雪の多い地域だと聞いていたので、屋根からの雪下ろしを覚悟(期待?)していたのですが、3シーズンを経た今現在やった事は1度もありません。
除雪車も朝早くからきっちりとやって来てくれますので、雪かきと言えばせいぜいガレージのシャッターから道路までの50センチ程度だけです。
雪の多いと言われる地域では対策も万全で、

雪のほとんど積もらない地域から移住して来た私達でも何の問題も無く生活出来ています。

スタッドレスタイヤ代が余分な出費だと思っていましたが、考えてみるとその分ノーマルタイヤが減らないのですから、そんなに大きな負担でも無い様に思われます。


◎小さなお子様も移住する場合

「田舎の小中学校は地域に1校か2校。事前に問い合わせをして、子供がどのように通学できるのか、確認しておきましょう。」
というのがこの項目の内容です。

我が家にも今現在四人の子供達が居ます。
今の所長女だけが小学校に通っていますが、次々と小中学校に通う事になるでしょう。
そこで気になるのが児童数の少なさです。
一学年に一クラスしか出来ない児童数ですので、クラス替えも無くずっと一緒のメンバーらしいです。
これがこの地域一帯で小学校が一校しか無いのなら仕方ありませんが、比較的近い場所にもう一校あります。
この先児童数がクラスを維持出来ない位に減少するのは目に見えているのですから、今の段階で統廃合してしまうのが合理的なのにと考えてしまいます。
どうせ通学もスクールバスなのですから…


◎田舎ならではの出費も少なくない
田舎は一般に物価も安く、都会生活に比べ生活費が少なくて済む傾向にはありますが、同時に、都会暮らしでは思いもよらない出費が田舎にはあるので、心しておきたいものです。


◎のんびりゆったり節約生活を楽しもう
田舎と都会の生活費を比べると、全体的には田舎のほうが安く生活できます。
というのがこの項目の内容です。

以前の記事にも書きましたが、自治会だとか区会だとか、私にとってはどこで役割の線引きがされているのか理解に苦しむ会の会費がかなり高額に感じます。
「住民税と二重取り違うん?」と思われる使い道の経費が多いのにも最近気が付きました。
気が付いただけで、何をどうこうする訳でも無く黙って会費を支払い続けるだけなんですがね…

物価も特別安いとは感じられません。
物流の発達している現在では、商品の価格の安さは、販売店の規模や営業努力によるものであって、都会だから田舎だからと言って変わる物ではないのではないでしょうか?

低収入な我が家は移住前から節約生活を楽しんでいましたが、燃やせる物は燃やし、生ゴミは庭に埋めてゴミの総量を減らす事によりゴミ袋代を節約するといった、田舎ならではの節約方法もありますので、工夫の幅は広がった様に感じられます。
低収入?私の稼ぎがかなり少ないので低収入なのは間違い無いのですが、どれほどの度合いで低収入なのかを知る為に、日本国民の所得の平均を調べてみました。

一世帯当たりの年間平均所得(平成24年)
・全世帯537.2万円
・高齢者世帯 309.1万円
・児童のいる世帯 673.2万円

  (厚生労働省 国民生活基礎調査より)

我が家は児童のいる世帯ですので、平均は673.2万円…
看護師の妻との共稼ぎでも手が届きません…


ましてや妻が出産・育児休暇時の、私のみの収入だけになってしまうと、我が家は超低所得者世帯確定です。
一部の富裕層が平均の底上げをしているのは容易に想像出来ますので、実情の平均はもう少し低いのでしょうが、高齢者世帯でも309.1万円…

自分が情けなく感じてしまうデータを見てしまいました…

「類は友を呼ぶ」という事なのかも知れませんが、今まで知り合った親しい友人・知人の中で、収入がこの平均を超えている人は数人しか思い当たりません。
色んな意味で「持つ者」「持たざる者」の二極化が進んで来ているのでしょうかね?

それでも移住前の賃貸集合住宅に住んで居た頃の家賃の事を考えると、固定資産税や家屋の維持費を差し引いてもかなり出費は抑えられる事が出来ています。


8回に渡って検証して来た地方自治体が作成した「田舎暮らしの心得」の検証も今回で最後とします。
街から田舎に移住した人達の事は、テレビなどで日常的に見る事は出来ますが、実際に身の周りに居るかというとそういう訳でも無く、まだまだ少ないのが現状の様です。
そういう中で、移住前の私達にとっても今回取り上げた様なサイトが大いに参考になりました。
が、田舎と一括りに言っても、地域毎に特性があって状況も千差万別です。
実際に住んでみないと分からない事も多く、全く知らない土地への移住には「一か八か」的な要素も有るのでは無いでしょうか?
そういう意味でもこういうサイトでは、あまり踏み込んだ情報を盛り込めない限界がある様です。
実際に田舎暮らしを考えている者には、そういう情報こそ欲しいのものなのですがね…

私の経験からの候補地選びの基準としては、
国民性として親切でお人好しが多いので、こちらの出方さえ間違わなければよっぽどの「ハズレ」な土地はそうそう無いでしょう。
生活インフラも国内で車を持って居るのであれば、よっぽどの山奥や離島でない限りは問題ありません。
つまり、

日本国内どこの田舎に移住しても「住めば都」的に満足出来る事でしょう。

先住民の方々との付き合いも、良く言われている様な無理をしてまで気に入られる必要はありませんし、極端に言えば全く何もしなくても良いとも思います。
どうせ先住民の方々からすれば私達はよそ者ですし、特別扱いなのですから…

田舎暮らしは何もハードルは高くありません!


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