高齢化を考える
前回、「少子高齢化」の「少子化」は、増え過ぎた人口を減らす意味でもそんなに悪くは無く、社会に貢献する能力が著しく減少した高齢者が増えて行く、「高齢化」が悪いのだという持論を記事にしましたが、今回は高齢化について考えてみたいと思います。
私には前期高齢者の母がいます。
母曰く、
「年金が少ない、更に減らされては生活出来ない。」
後期高齢者な近所のおじさん曰く、
「年金未払い者が多いから制度が破綻する、今の若者はけしからん。」
何をか言わんやです。
考えられない程、杜撰に運営されていた年金制度。
都合の良い数字だけを見ているので嘘だらけの年金制度。
これから先の年代は、もっと給付金を減らされる事でしょう。
普通に計算をすれば、自分の番になる頃には損をする制度に誰が好き好んでお金を払うでしょうか?
給付金は要らないので、今まで払った何割かでも返却してくれて(もしくは全く無くても良いから)こんな制度は廃止してくれとまで思ってしまいます。
莫大な金額の詐欺を働いた役人さえ捕まって居ない、こんないい加減な事を許していた政治家を選んだのは誰やねん。
そう言うと、
「選挙に行ってないから責任は無い。」
と言い放つ母、開いた口がふさがりません。
ここまで馬鹿ではないでしょうが、今時の高齢者は文句ばかり言っていて、現在の日本の歪さを招いてしまった責任の一端を、自分達が担っている自覚が薄い様に思われます。
将来に夢や希望を抱かず、平凡に過ごしていければそれだけで十分だと思っている、今時の若者の謙虚さを少しは見習って欲しいものです。
私も20年後には高齢者です。
日本の人口の比率は、今後更に高齢者側に振れて行きます。
致死率の高い病気が大流行して高齢者が次々と亡くなるとか、高齢者並みの税金が投入されて金銭的に余裕が出来た若者たちが次々と出産するといった、有り得ない事が起こらない限りはこの状況は変わらない事でしょう。
では、どうすれば良いのでしょうか?
収入より支出が多い。
収入の何割かは借金返済と利子で消えてしまう。
年々借金が増えて行く。
家計なら数年で間違いなく破産してしまう様な構造の国家財政、こんな不健全な財政が何十年も続く訳は無く、こんな状況で、予算を大量に必要とする少子高齢化対策がまともに出来よう訳がありません。
有効な対策を講じるには、余りにも遅きに失してしまったのです。
若者達には申し訳ありませんが、産まれた時代が悪かったと諦めて貰うしかありません。
この轍を踏まえて、極端に出生数が増減しない様にコントロール出来れば、今の若者が高齢者になる頃にはこの問題も解決している事でしょう。
国に頼らずに自分の身は自分で守る。
位の心構えでないと、これから厳しくなるであろう日本の将来、乗り切っていけないのではないでしょうか。
若者達が子供を産まないのも、不安な将来に対する防衛本能なのかも知れません。
私達に出来る事といえば、少しでも若者達が楽になる様にと、国の借金の増え方を減らす事位でしょう。
以上、第5子が産まれたこの機に、3回に分けて少子高齢化について考えてみました。
人生が始まったばかりの我が子達の将来、国の行く末を憂えずにはいられません。
----- yuu -----
私には前期高齢者の母がいます。
母曰く、
「年金が少ない、更に減らされては生活出来ない。」
後期高齢者な近所のおじさん曰く、
「年金未払い者が多いから制度が破綻する、今の若者はけしからん。」
何をか言わんやです。
考えられない程、杜撰に運営されていた年金制度。
都合の良い数字だけを見ているので嘘だらけの年金制度。
これから先の年代は、もっと給付金を減らされる事でしょう。
普通に計算をすれば、自分の番になる頃には損をする制度に誰が好き好んでお金を払うでしょうか?
給付金は要らないので、今まで払った何割かでも返却してくれて(もしくは全く無くても良いから)こんな制度は廃止してくれとまで思ってしまいます。
莫大な金額の詐欺を働いた役人さえ捕まって居ない、こんないい加減な事を許していた政治家を選んだのは誰やねん。
そう言うと、
「選挙に行ってないから責任は無い。」
と言い放つ母、開いた口がふさがりません。
ここまで馬鹿ではないでしょうが、今時の高齢者は文句ばかり言っていて、現在の日本の歪さを招いてしまった責任の一端を、自分達が担っている自覚が薄い様に思われます。
将来に夢や希望を抱かず、平凡に過ごしていければそれだけで十分だと思っている、今時の若者の謙虚さを少しは見習って欲しいものです。
私も20年後には高齢者です。
日本の人口の比率は、今後更に高齢者側に振れて行きます。
致死率の高い病気が大流行して高齢者が次々と亡くなるとか、高齢者並みの税金が投入されて金銭的に余裕が出来た若者たちが次々と出産するといった、有り得ない事が起こらない限りはこの状況は変わらない事でしょう。
では、どうすれば良いのでしょうか?
収入より支出が多い。
収入の何割かは借金返済と利子で消えてしまう。
年々借金が増えて行く。
家計なら数年で間違いなく破産してしまう様な構造の国家財政、こんな不健全な財政が何十年も続く訳は無く、こんな状況で、予算を大量に必要とする少子高齢化対策がまともに出来よう訳がありません。
有効な対策を講じるには、余りにも遅きに失してしまったのです。
若者達には申し訳ありませんが、産まれた時代が悪かったと諦めて貰うしかありません。
この轍を踏まえて、極端に出生数が増減しない様にコントロール出来れば、今の若者が高齢者になる頃にはこの問題も解決している事でしょう。
国に頼らずに自分の身は自分で守る。
位の心構えでないと、これから厳しくなるであろう日本の将来、乗り切っていけないのではないでしょうか。
若者達が子供を産まないのも、不安な将来に対する防衛本能なのかも知れません。
私達に出来る事といえば、少しでも若者達が楽になる様にと、国の借金の増え方を減らす事位でしょう。
以上、第5子が産まれたこの機に、3回に分けて少子高齢化について考えてみました。
人生が始まったばかりの我が子達の将来、国の行く末を憂えずにはいられません。
----- yuu -----
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