床下点検口
先日、シロアリ対策で床下に潜った際に点検口について思う所がありましたので書き留めておきます。
床下点検口、私はこの一年リフォームを進めて来て床を造る際には全てに設置して来ました。
田舎暮らしを始めるに当たって色々と調べている内に、築30年の木造中古物件をこの後更に30年保たせる為にはシロアリ対策は不可欠で、その為には床下に簡単にアクセス出来る様にしないといけないと思えたからです。
造るのに手間が掛かる・強度が落ちる・断熱の面ではマイナス、とデメリットも多いですので、自分でも造り過ぎなのでは無いかと思っていました。
が、そうでも有りません。
むしろ、まだまだ造ってもいいのではと考えています。
というのも、家の端から端まで普通に歩けば十数秒の距離であったとしても、狭い床下の空間を薬剤や道具を持って匍匐前進するには相当の時間と体力を消費するからです。
業者の様に大掛かりな道具を持たない個人では、薬剤の補給の為に何回も出たり入ったりもしなければなりませんので色んな所から出入り出来ればかなり楽になります。
今まで造った点検口の変遷も、私のリフォームに対する技術や考えが現れていて面白いですので振り返ってみます。
初めて造った玄関の点検口です。
➡ 
壁いっぱいまで造ってありますので開けにくく、壁に傷を付けてしまいます。
強度不足で後から角材を追加した覚えがあり、今から思えば拙い設計ですが、当時の私の知識や経験を考えると仕方の無い事だと思える記念すべき第一号です。
次にトイレ内です。
➡ 
狭い空間ですので出来るだけ広く取るのに苦労しました。
床仕上げにクッションタイルを張ったのですが、点検口を開けられる様に床に接着はしていませんので、トイレはこれで完成形にも関わらず、何かやり掛け感があり気持ちが悪いです。(施工した私だけでしょうが…)
次にキッチンです。
➡ 
トイレの経験を踏まえてクッションフロアを接着した後に点検口の形に切り離しました。
試験的に丁番を取り付けてみたのですが失敗だったと思います。
この場所は壁が出っ張っていて何かで押さえておかないと蓋が閉まってしまいます。
直近に造った点検口です。
➡ 
まだクッションタイルを貼っていない未完成です。
今までの経験を踏まえた結果、4面とも枠を造る事によって横の床との境界線の見栄えを良くする事にしました。(何故、初めからこうしなかったのかとつくづく思います…)
丁番での固定は廃止して、回転取っ手を2個付けて外し易くしました。
少しづつ良い物になって来ているのではないでしょうか?
全部に言える事なのですが、私は寸法をキチキチに造ってしまう傾向があり、造った直後はきっちりとはまっていても、時間が経ってから開けようとすると膨張していて開けにくくなっています。
今回発見されたシロアリをどうにかする為にも頻繁に床下に潜る事になるでしょうし、その後も年に一度位は点検の為に潜る事になるでしょうから点検口は大いに活躍してくれる事でしょう。
普通の家庭のお父さんが、持家では有ったとしても頻繁に床下に潜り込む事なんて無いんでしょうけどね。
----- yuu -----
床下点検口、私はこの一年リフォームを進めて来て床を造る際には全てに設置して来ました。
田舎暮らしを始めるに当たって色々と調べている内に、築30年の木造中古物件をこの後更に30年保たせる為にはシロアリ対策は不可欠で、その為には床下に簡単にアクセス出来る様にしないといけないと思えたからです。
造るのに手間が掛かる・強度が落ちる・断熱の面ではマイナス、とデメリットも多いですので、自分でも造り過ぎなのでは無いかと思っていました。
が、そうでも有りません。
むしろ、まだまだ造ってもいいのではと考えています。
というのも、家の端から端まで普通に歩けば十数秒の距離であったとしても、狭い床下の空間を薬剤や道具を持って匍匐前進するには相当の時間と体力を消費するからです。
業者の様に大掛かりな道具を持たない個人では、薬剤の補給の為に何回も出たり入ったりもしなければなりませんので色んな所から出入り出来ればかなり楽になります。
今まで造った点検口の変遷も、私のリフォームに対する技術や考えが現れていて面白いですので振り返ってみます。
初めて造った玄関の点検口です。


壁いっぱいまで造ってありますので開けにくく、壁に傷を付けてしまいます。
強度不足で後から角材を追加した覚えがあり、今から思えば拙い設計ですが、当時の私の知識や経験を考えると仕方の無い事だと思える記念すべき第一号です。
次にトイレ内です。


狭い空間ですので出来るだけ広く取るのに苦労しました。
床仕上げにクッションタイルを張ったのですが、点検口を開けられる様に床に接着はしていませんので、トイレはこれで完成形にも関わらず、何かやり掛け感があり気持ちが悪いです。(施工した私だけでしょうが…)
次にキッチンです。


トイレの経験を踏まえてクッションフロアを接着した後に点検口の形に切り離しました。
試験的に丁番を取り付けてみたのですが失敗だったと思います。
この場所は壁が出っ張っていて何かで押さえておかないと蓋が閉まってしまいます。
直近に造った点検口です。


まだクッションタイルを貼っていない未完成です。
今までの経験を踏まえた結果、4面とも枠を造る事によって横の床との境界線の見栄えを良くする事にしました。(何故、初めからこうしなかったのかとつくづく思います…)
丁番での固定は廃止して、回転取っ手を2個付けて外し易くしました。
少しづつ良い物になって来ているのではないでしょうか?
全部に言える事なのですが、私は寸法をキチキチに造ってしまう傾向があり、造った直後はきっちりとはまっていても、時間が経ってから開けようとすると膨張していて開けにくくなっています。
今回発見されたシロアリをどうにかする為にも頻繁に床下に潜る事になるでしょうし、その後も年に一度位は点検の為に潜る事になるでしょうから点検口は大いに活躍してくれる事でしょう。
普通の家庭のお父さんが、持家では有ったとしても頻繁に床下に潜り込む事なんて無いんでしょうけどね。
----- yuu -----
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