私が我が家を選んだ理由 3
見学をした我が家。
広さや環境、かなり気に入ったのですが、家屋の築年数がどうしても気になります。
と言うのも、40代前半の私、図々しく平均年齢まで生き永らえると仮定して、まだ40年近く人生が残されている計算になります。
虎の子の田舎移住計画資金は、子供が居ない時期に夫婦2人がバリバリ働けたからこそ貯められました。
現状の子だくさん生活では、そんな余力は残っておらず、子供を育てるだけで精一杯でしょうから、土地や家屋を購入するのは今回が最初で最後となるでしょう。
大規模な修繕や、建て替えなければいけない状態にならずに、40年は住み続けなければいけないと考えると、築年数は出来るだけ浅いものが望ましかったのです。
そんな理由から、
築30年近いこの物件は「ナシ」だなと結論を出していました。
見学から1カ月位経った頃でしょうか、不動産屋のTさんから1通のメールが送られて来ました。
下見に行った物件が、値段的になかなか売れないと言う事で、大幅に値下げするとの事です。
見学希望者の多い物件ではあったので、今回の値下げで売れる可能性が高いが、直近に見学に来た私達には、物件情報の値段を更新する前に伝えておくので、今が最後のチャンスですよとの事です。
そこらで良く耳にするフレーズ。
「売り尽くしセール」
「人気の商品」
「貴方だけに」
「最後のチャンス」
かなり定番の売り文句ですが、ただでさえ購入資金を大きく下回る値段だったのに、更に2割近く値引きするというのですから、気にならない訳はありません。
Tさん、雰囲気がジャパネットタカタの社長に似ています。
それならば、まんまと手中に乗ってしまったとしても、致し方の無い事だと感じて貰えるのでは無いでしょうか。
この頃、3回にも渡って記事にしてきた「私が我が家を選んだ理由」を、何よりも後押ししたサイトに 運命的な出会い をしていました。
「DIY 日曜大工で家をつくる
・・・セルフビルドのノウハウ」
このサイト、田舎暮らしについて下調べをしている際に辿り着いたのですが、かなり 目から鱗 でした。
素人が自力で家を建てる?
「そんなん不可能やん」って思える事を実践されているのです。
■ 自分で家を建てるというと、何か途方もなく大変で難しいことだと感じられるかもしれませんが、実際にやってみると、技術的にはさほど難しいものではありませんでした。
■ 労力は相当かかりますが、大工仕事をすることそのものが好きな人ならば、それはむしろ「楽しみ」に属するもので、やりがい、達成感は120%・・・・・面白いですよ!
(当該サイト本文中から抜粋)
この文章にやられました!
技術的にはさほど難しいものでは無く、やりがい、達成感は120%!
自分もやりたい!
当該サイトの管理人さんは、素人でも家を建てられたのですから、元となるものが既にある中古物件の修繕やリフォームなら、自分でも十分出来るだろうと思えました。
今から思えば、家一軒を建てるのは、とても大変な事だと思いますが、既存の柱や梁を利用するリフォームは違った意味で大変な面も有ります。
一から作った方が楽やんって思う事が良く有ります…
移住後、このサイトで販売されているDVDも購入しました。
購入当時、大工仕事超初心者の私にはチンプンカンプンな内容も多かったのですが、今、改めて見てみると、かなり理解出来る様になっていました。
このサイトに出会ったタイミングでの、気になる物件の値下げ。
かなり悩みましたが、購入を決断しました!
そうなれば話は早いです。
当時勤めていた会社への退職の届けを皮切りに、長女の小学校の手続きや住民票の移動、その他諸々の手続きを有給休暇消化を兼ねて、片道200キロの行程を何度も行き来しました。
年末に購入を決断、3月からの移住計画を前倒しして、1月末には引っ越しを完了していました。
その間、 第4子が大晦日に産まれて来たり…と、 超多忙、バタバタな数か月では有りました。
会社に退職の希望を伝えた時の、皆の反応も面白かったです。
酒の入る席では、いつかは田舎暮らしをするんだと言う話を私は良くしていたのですが、「又、言ってるわ」という程度の対応で本気にはされていなかった様です。
初めは信じて貰えず、私が本気だと知ると、
「何があったん?」と、聞きます。
「前から言ってた夢を実現するんやで」と言うと、
それなりに会社での立場や収入も安定している生活を捨てて、仕事も決まっておらず、知人も居ない未知の土地に一家6人揃って移住する事が理解出来ない様でポカーンとしていました。
在職12年の間に、結婚・出産など色々とあった職場でしたので、最期の日や、送別会の日にはかなり寂しい思いをしました…
そんなこんなで、移住をして来た我が家。
敷地は300坪以上とまずまずの広さ。
移住前は、広大な土地に憧れていたのですが、いざ住んでみると維持管理が大変で、300坪でも持て余してしまいます。何よりも雑草の処理に閉口…
値段は、用意していた移住資金の3分の1以下。
これでも近所の人に聞くと、割高らしいのですが…
予定資金をかなり下回りましたので、移住当初にかなり余裕が持てました。
作陶施設が充実している。
屋根付きガレージと窯場・工房を合わせると、かなりの広さになります。
リフォーム作業場として十分です。
陶芸をされている方からすると、全く使われていない陶芸施設が勿体無いらしいのですが…
移住して以来、リフォームを進める中、シロアリや結露にも悩まされつつ対応して来ました。
拙い出来上がりながらも、自分で手を加えた我が家にはとても愛着が持てます。
移住して来て本当に良かったと、充実した毎日を過ごせています。
我が家購入を決断させてくれた、
不動産屋のTさん。
「DIY 日曜大工で家をつくる」の管理人さん。
そして、変人な私に文句も(ほとんど)言わずに付いて来てくれる、
妻に感謝です。
----- yuu -----
広さや環境、かなり気に入ったのですが、家屋の築年数がどうしても気になります。
と言うのも、40代前半の私、図々しく平均年齢まで生き永らえると仮定して、まだ40年近く人生が残されている計算になります。
虎の子の田舎移住計画資金は、子供が居ない時期に夫婦2人がバリバリ働けたからこそ貯められました。
現状の子だくさん生活では、そんな余力は残っておらず、子供を育てるだけで精一杯でしょうから、土地や家屋を購入するのは今回が最初で最後となるでしょう。
大規模な修繕や、建て替えなければいけない状態にならずに、40年は住み続けなければいけないと考えると、築年数は出来るだけ浅いものが望ましかったのです。
そんな理由から、
築30年近いこの物件は「ナシ」だなと結論を出していました。
見学から1カ月位経った頃でしょうか、不動産屋のTさんから1通のメールが送られて来ました。
下見に行った物件が、値段的になかなか売れないと言う事で、大幅に値下げするとの事です。
見学希望者の多い物件ではあったので、今回の値下げで売れる可能性が高いが、直近に見学に来た私達には、物件情報の値段を更新する前に伝えておくので、今が最後のチャンスですよとの事です。
そこらで良く耳にするフレーズ。
「売り尽くしセール」
「人気の商品」
「貴方だけに」
「最後のチャンス」
かなり定番の売り文句ですが、ただでさえ購入資金を大きく下回る値段だったのに、更に2割近く値引きするというのですから、気にならない訳はありません。
Tさん、雰囲気がジャパネットタカタの社長に似ています。
それならば、まんまと手中に乗ってしまったとしても、致し方の無い事だと感じて貰えるのでは無いでしょうか。
この頃、3回にも渡って記事にしてきた「私が我が家を選んだ理由」を、何よりも後押ししたサイトに 運命的な出会い をしていました。
「DIY 日曜大工で家をつくる
・・・セルフビルドのノウハウ」
このサイト、田舎暮らしについて下調べをしている際に辿り着いたのですが、かなり 目から鱗 でした。
素人が自力で家を建てる?
「そんなん不可能やん」って思える事を実践されているのです。
■ 自分で家を建てるというと、何か途方もなく大変で難しいことだと感じられるかもしれませんが、実際にやってみると、技術的にはさほど難しいものではありませんでした。
■ 労力は相当かかりますが、大工仕事をすることそのものが好きな人ならば、それはむしろ「楽しみ」に属するもので、やりがい、達成感は120%・・・・・面白いですよ!
(当該サイト本文中から抜粋)
この文章にやられました!
技術的にはさほど難しいものでは無く、やりがい、達成感は120%!
自分もやりたい!
当該サイトの管理人さんは、素人でも家を建てられたのですから、元となるものが既にある中古物件の修繕やリフォームなら、自分でも十分出来るだろうと思えました。
今から思えば、家一軒を建てるのは、とても大変な事だと思いますが、既存の柱や梁を利用するリフォームは違った意味で大変な面も有ります。
一から作った方が楽やんって思う事が良く有ります…
移住後、このサイトで販売されているDVDも購入しました。
購入当時、大工仕事超初心者の私にはチンプンカンプンな内容も多かったのですが、今、改めて見てみると、かなり理解出来る様になっていました。
このサイトに出会ったタイミングでの、気になる物件の値下げ。
かなり悩みましたが、購入を決断しました!
そうなれば話は早いです。
当時勤めていた会社への退職の届けを皮切りに、長女の小学校の手続きや住民票の移動、その他諸々の手続きを有給休暇消化を兼ねて、片道200キロの行程を何度も行き来しました。
年末に購入を決断、3月からの移住計画を前倒しして、1月末には引っ越しを完了していました。
その間、 第4子が大晦日に産まれて来たり…と、 超多忙、バタバタな数か月では有りました。
会社に退職の希望を伝えた時の、皆の反応も面白かったです。
酒の入る席では、いつかは田舎暮らしをするんだと言う話を私は良くしていたのですが、「又、言ってるわ」という程度の対応で本気にはされていなかった様です。
初めは信じて貰えず、私が本気だと知ると、
「何があったん?」と、聞きます。
「前から言ってた夢を実現するんやで」と言うと、
それなりに会社での立場や収入も安定している生活を捨てて、仕事も決まっておらず、知人も居ない未知の土地に一家6人揃って移住する事が理解出来ない様でポカーンとしていました。
在職12年の間に、結婚・出産など色々とあった職場でしたので、最期の日や、送別会の日にはかなり寂しい思いをしました…
そんなこんなで、移住をして来た我が家。
敷地は300坪以上とまずまずの広さ。
移住前は、広大な土地に憧れていたのですが、いざ住んでみると維持管理が大変で、300坪でも持て余してしまいます。何よりも雑草の処理に閉口…
値段は、用意していた移住資金の3分の1以下。
これでも近所の人に聞くと、割高らしいのですが…
予定資金をかなり下回りましたので、移住当初にかなり余裕が持てました。
作陶施設が充実している。
屋根付きガレージと窯場・工房を合わせると、かなりの広さになります。
リフォーム作業場として十分です。
陶芸をされている方からすると、全く使われていない陶芸施設が勿体無いらしいのですが…
移住して以来、リフォームを進める中、シロアリや結露にも悩まされつつ対応して来ました。
拙い出来上がりながらも、自分で手を加えた我が家にはとても愛着が持てます。
移住して来て本当に良かったと、充実した毎日を過ごせています。
我が家購入を決断させてくれた、
不動産屋のTさん。
「DIY 日曜大工で家をつくる」の管理人さん。
そして、変人な私に文句も(ほとんど)言わずに付いて来てくれる、
妻に感謝です。
----- yuu -----
コメント
こんにちは。
「理事長の妻」 さんへ
「理事長の妻」さんに褒められて妻も喜んでいます。
特段、妻を大切にしているとは思えませんが…
将来に関する長期的な事は私が決定、日々の事は妻が主導権、と言う感じで役割分担がうまく出来ているのだと思います。
特段、妻を大切にしているとは思えませんが…
将来に関する長期的な事は私が決定、日々の事は妻が主導権、と言う感じで役割分担がうまく出来ているのだと思います。
コメントの投稿
トラックバック
http://nakahigasi.blog.fc2.com/tb.php/322-dab1c8d1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
きっとyuuさんが奥様を大切にされているからですね。