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2023-09

父の移住

今年1月1日のブログに本年の抱負を載せました。
その中で、本年の一大イベントとして

我が家への父親の受け入れ

を考えていました。

結果から言えば無期延期となりました…

昨年末から先月末にかけて、移住に関しての調整や準備を進めて来て、4月からの移住の予定を1カ月遅れでの5月からのスタートと言う事で、話はほぼまとまっていました。
ですが、移住の日が迫って来るにつれて父から弱音を聞く事が多くなって来ます。
実際に新生活をスタートさせれば、そんな心配事など杞憂だったと思えるだろうと、私は余り気にも懸けていませんでしたが…
それでも、一つ一つの心配事を全て潰していこうと詳しく聞いてみると、「これだ!」という様な決定的な心配事は無く、些細な事の積み重ねが漠然とした心配感に繋がっている様です。

人生の酸いも甘いも知り尽くした71歳の父でも、
否、老い先の短い父だからこそ、
住み慣れた土地を離れるのに抵抗が有るのが分かりました。


良く言えば仙人、悪く言えば世捨て人同然な、人と関わる事が苦手な友人の少ない偏屈な父だからこそ、息子夫婦と暮らすのが、幼少の頃に家庭に恵まれなかった父の余生を安寧なものに変えられると思っていたのですが…

出だしから、そんなに不安だらけでは上手く行く訳はありません。
今回は機が熟していなかったと言う事で、父が心から私達と一緒に生活がしたいと思う様になるまで待とうという事になりました。

父親が同居してくれて、子育てや家庭菜園などの事を手助けしてくれるのを当てにしていた私達。
そうなる事を前提に、仕事のスタイルも変えてしまっていたので、

今後忙しさが増す事になりそうです。


----- yuu -----

テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

コメント

こんばんは

 初めてコメントさせていただきます。
 いつも興味深く読ませていただいております。

 私とあまり年齢の離れていないお父さんのお気持ち、とても良くわかります。
 
 なんといっても住み慣れた土地が一番です。

 私的な話で恐縮ですが、
 私の母は一人暮らしをしていた住み慣れた土地を離れ、妹宅に同居してすぐに「呆け」はじめました。
 同じ年の義母はこどもたちの勧めを断り、ひとり暮らしを続けていますが、元気です。
 私も今息子に同居を勧められたら断るでしょうね。
 yuuさんのお気持ち、頭がさがります。
 

「mikitaka08」 さんへ

貴重な御意見有難う御座います。
「痴呆」…
万人に訪れる「老い」に付きまとう不安の一つですよね。

私は、私に関係する身近な人達が出来るだけ幸福であって欲しいと願っています。
その中で、自分に出来る事があれば出来るだけの事はやりたいとも思っています。
ですが、思う様に事が進まない事の方が多いです…
常識に囚われないと言えば聞こえは良いですが、少し強引で型破りなやり方が空回りしているのが原因でしょう。
結果的に現状が何ら変わる事が無かったとしても、私が相手に対してどの様な気持ちを持って居るのかを表現するだけでも、何もしないよりかは「マシ」かなと、自分自身に言い聞かせています。

こんにちは。

私もyuuさん達の決断に賛成です。

>父が心から私達と一緒に生活がしたいと思う様になるまで
待とうという事になりました。
そうですよね、本人の気持ちがとても大切ですよね。
ウチのマンションでも、70代の方が二人も認知症になりました。
二人とも、行方不明になっては元の家付近で発見されます。
マンションの方が絶対に暮しやすいと思うけど、
本人にとっては違うようです。

yuuさん達に色々考えてもらえて、お父様は幸せです(*^_^*)

こんばんは

 こんばんは、ときどきこのサイトは拝見しております。
本当に欲しいと感じる物は探すのではなく造る物だという事を
常々教えてくれる気がしていつも応援しております。

 私も一昨年父を亡くしましたが老い先短いからこそ
「終いの住処」と言う物には強い拘りを持つのかもしれません。
急に自分の周りの環境が変わると言いようのない不安に
なるのは若くても年老いても変わらないものなのでしょう。

「理事長の妻 」 さんへ

私達夫婦は、親戚・友人・知人が全く居ない土地への移住でもそんなに躊躇する事は無かったのですが、皆さんの意見を聞いてみると、私達の考えの方が特殊だった様です。
今まで引っ越しが多かったのが、住んで居る地域への執着が少ない原因の一つなのかも知れません。

「認知症」
面倒を看る苦労も大変でしょうし、誰にでも訪れる老いの中で、自分がそうなるかも知れないという不安感…
傍から見ていると、案外「本人は幸せなのかも」と思ってしまう私は不謹慎なのでしょうかね?

「まながつお」 さんへ

お久し振りです。

お父さんの急逝の記事読ませて頂きました。
昨日まで普通に会話をしていた人が翌日には亡くなる。
私にも身近な方で一度だけ経験が有りますが、悲しいというよりも状況把握が追い付かなくて、慌ただしく時間だけが過ぎて行ったのを覚えています。
その後から悲しみがジワジワと…

一度切りの人生、何処で、どういう状況で最期の時を迎えるのかが重要な事なのかも知れませんね。

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 45歳、5児の父
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