隣家のOさんの引っ越し
移住以来、私達に何かとアドバイスして頂き、気に掛けて下さっていた、
隣家のOさんが、先月引っ越してしまいました…
今年の初め頃に、家を売りに出して買い手が付いたら引っ越すとは聞いていたのですが、そうそう簡単に田舎家が売れるとは思いもしませんでしたので2、3年後だろうと高を括っていました。
60代で、30年程前にこの土地に移り住んで来たOさん。
初めは家族と一緒の生活だったらしいのですが、訳有って5年程前から単身での生活になったそうです。
決して若くは無い年齢で、新しい生活に飛び込んで行くバイタリティには感服しますが、この期に及んでと不思議にも感じましたので理由を聞いてみました。
「この土地には馴染めない」
の一言です。
伝統工芸家のOさんは、職人気質で偏屈な面もあり、近所では変人扱いで嫌っている方も少なからず居ました。
私はと言えば、寿司職人で、やはり偏屈な父と被る所があり、又、京都市出身という同郷の誼みもある事から、Oさんの事を悪く言う人に反論する位には慕っていました。
自分は自分、
他人は他人、
嫌な事は嫌と言い切れる潔さは一種の爽快感さえ有り、
とても共感出来ました。
異質なものを受け入れられない閉鎖的な田舎だからこそなのでしょうね…
私自身もちょっとした事で疎外感、その度にヘコまされています。
お世話になったのだからと、近所の親しい人達も呼んで我が家で送別会をしました。
大した料理も出せませんでしたが、皆さん浴びる程酒を飲み楽しい時間を過ごせました。
最後にはOさんとハグし合いながら涙する始末。
移住当初に、1回だけOさん宅で酒を汲み交わしただけでしたので、こんなに盛り上がるのなら、もっとそんな機会を作るべきだったと後悔先に立たずです。
翌日のOさんの言葉、
「飲み過ぎて起きられへんかったわ。」
感謝の言葉でなく、最後の最後までOさんらしい言葉でした。
出会いがあれば別れがある。
当たり前の事ではありますが寂しい出来事でした…
どんな人が引っ越してくるのかな。 ワクワク
----- yuu -----
隣家のOさんが、先月引っ越してしまいました…
今年の初め頃に、家を売りに出して買い手が付いたら引っ越すとは聞いていたのですが、そうそう簡単に田舎家が売れるとは思いもしませんでしたので2、3年後だろうと高を括っていました。
60代で、30年程前にこの土地に移り住んで来たOさん。
初めは家族と一緒の生活だったらしいのですが、訳有って5年程前から単身での生活になったそうです。
決して若くは無い年齢で、新しい生活に飛び込んで行くバイタリティには感服しますが、この期に及んでと不思議にも感じましたので理由を聞いてみました。
「この土地には馴染めない」
の一言です。
伝統工芸家のOさんは、職人気質で偏屈な面もあり、近所では変人扱いで嫌っている方も少なからず居ました。
私はと言えば、寿司職人で、やはり偏屈な父と被る所があり、又、京都市出身という同郷の誼みもある事から、Oさんの事を悪く言う人に反論する位には慕っていました。
自分は自分、
他人は他人、
嫌な事は嫌と言い切れる潔さは一種の爽快感さえ有り、
とても共感出来ました。
異質なものを受け入れられない閉鎖的な田舎だからこそなのでしょうね…
私自身もちょっとした事で疎外感、その度にヘコまされています。
お世話になったのだからと、近所の親しい人達も呼んで我が家で送別会をしました。
大した料理も出せませんでしたが、皆さん浴びる程酒を飲み楽しい時間を過ごせました。
最後にはOさんとハグし合いながら涙する始末。
移住当初に、1回だけOさん宅で酒を汲み交わしただけでしたので、こんなに盛り上がるのなら、もっとそんな機会を作るべきだったと後悔先に立たずです。
翌日のOさんの言葉、
「飲み過ぎて起きられへんかったわ。」
感謝の言葉でなく、最後の最後までOさんらしい言葉でした。
出会いがあれば別れがある。
当たり前の事ではありますが寂しい出来事でした…
どんな人が引っ越してくるのかな。 ワクワク
----- yuu -----
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